無職夫婦が第一子の妊娠中にYouTuberへ転身「もし1年間挑戦して結果が出なければ、またサラリーマンに戻ろう」

無職夫婦が第一子の妊娠中にYouTuberへ転身「もし1年間挑戦して結果が出なければ、またサラリーマンに戻ろう」

無職夫婦が第一子の妊娠中にYouTuberへ転身「もし1年間挑戦して結果が出なければ、またサラリーマンに戻ろう」

12月4日(木) 17:06

登録者数250万人のヨガYouTubeチャンネル「B-Flow」。初のエッセイ本で夫婦2人とも無職、未経験からYouTubeをスタートした当時のことを語りました。
\日本一のヨガYouTuber初のエッセイ/

YouTubeチャンネル登録者数250万人のヨガYouTuber・B-Flowさん。

妻・Marikoさんの分かりやすい説明としなやかな動き、そして夫・Tomoyaさんによる美しい映像が人気を集め、押しも押されぬトップヨガYouTubeチャンネルとなりました。

しかしYouTubeを始めたときは、夫婦2人とも無職。映像制作の知識も経験もない、ゼロからのスタートでした。

そんな2人が初めてのエッセイ本を執筆。ゼロから始まった9年間の軌跡とともに、ヨガの哲学に通じる「今を大切に生きる」という視点、2人が見つけた「幸せの本質」を、等身大の言葉で語りました。

今回は 無職からのYouTube挑戦で得た気づき について、書籍『今この瞬間をどう生きるか 日本一のヨガYouTuber夫婦が歩んできた道、そしてこれから』(B-Flow/KADOKAWA)から一部抜粋してお届けします。
「ダメならサラリーマンに戻ろう」。そこから始まった、無職夫婦のYouTube挑戦記

(※提供画像)
YouTubeをやってみようと決めたとき、私たち夫婦は二人とも無職でした。



私は企業の財務部でファイナンシャルアナリストとして働いていましたが、いつか独立したいと思い、思いきって退職。その後は失業保険を受け取りながら、日々勉強に励んでいました。

一方、妻のマリコは、フィットネスジムでインストラクターとして働き、多くのクラスを担当していましたが、妊娠をきっかけに仕事を辞めることに。これから家族が増えるというのに、確かな収入がない状態になったのです。2015年4月のことでした。

普通なら、不安で押し潰されてもおかしくない状況だと思います。でも、私は案外落ち着いていました。

それは、YouTubeを始める前に、

「もし1年間挑戦して結果が出なければ、またサラリーマンに戻ろう」

と、自分の中で着地点を決めていたからです。

あらかじめ退路を確保しておいたことで、不安はぐっと小さくなっていました。

人生の大きな選択や、不安な出来事に直面したとき、

「もしうまくいかなかったらどうしよう」って、考えるだけで足がすくんでしまうことがありますよね。そんなとき、あえて最悪の結末を先に想定して、「それでも大丈夫」と覚悟しておくと、胸の中に重くのしかかっていたものが少しずつ薄らいでいきます。

「今この瞬間をどう生きるか 日本一のヨガYouTuber夫婦が歩んできた道、そしてこれから」

このとき思い出したのが、自己啓発の先駆者として知られるデール・カーネギーが、世界的ベストセラー『道は開ける』の中で書いていた「最悪の事態を想定して、それを受け入れる」という考え方でした。

先の見えない不安にとらわれると人は身動きが取れなくなりますが、受け入れてしまえば視界が開けて、「では、次に何をしようか」と落ち着いて考えられるようになる……。私は、この考え方に強く共感しました。

私にとっての最悪は、「1年挑戦して結果が出ない」ということ。そうなったら、サラリーマンに戻ろう。そうやって腹をくくった瞬間、胸のつかえがすっと取れて、「どうせやるなら1年間、思い切りやってみよう!」という前向きなエネルギーが湧いてきました。

今では、私たちのチャンネル登録者数は250万人という、驚くような数字になりました。

けれど、始めたばかりの頃は登録者ゼロの日が当たり前で、2~3カ月は一日に1人か2人増える程度。それでも、「1年間は自由に、好きなことを全力でやろう」と思っていたから、落ち込んだり焦ったりすることはありませんでした。

「動画をアップしたのに反応がない」「今日もダメだった」とマイナスを数える代わりに、「今日もいい撮影ができたな」と、プラスの気持ちで上書きしていく。

そんな前向きな気持ちで過ごせるようになったのです。

不安は人の足を止めてしまうけれど、行き先を決めてしまえば、一歩を踏み出す力に変わる。

これは、私がYouTubeを始めたときに、まさに身をもって体験したことでした。
最悪の事態を想定して、受け入れてみる。そうすれば、未来に意識を向けられる
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この続きは、是非書籍でご覧ください。
※本記事は、『今この瞬間をどう生きるか 日本一のヨガYouTuber夫婦が歩んできた道、そしてこれから』著:B-Flow/KADOKAWAより抜粋・再編集して作成しました。

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