【呪術廻戦】榎木淳弥・内田雄馬・瀬戸麻沙美が語る劇場版の魅力!

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【呪術廻戦】榎木淳弥・内田雄馬・瀬戸麻沙美が語る劇場版の魅力!

12月5日(金) 12:05

TVアニメ第2期で放送された『呪術廻戦』史上最大の激闘「渋谷事変」の特別編集版に加え、来年1月より放送がスタートするTVアニメ第3期「死滅回游 前編」の第1話・第2話を世界初公開する『劇場版 呪術廻戦「渋谷事変 特別編集版」×「死滅回游 先行上映」』が、全国の劇場で絶賛上映中!今回は、主人公・虎杖悠仁役の榎木淳弥さん、伏黒 恵役の内田雄馬さん、釘崎野薔薇役の瀬戸麻沙美さんに、「渋谷事変」と「死滅回游」それぞれの見どころを語ってもらった。

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――特別編集版「渋谷事変」の上映について、率直な感想をお聞かせください。
榎木:とにかくすごいクオリティで、「これをTVシリーズでやっていたのか!」と改めて驚かされました。原作の描写をアニメならではの表現に落とし込んだ戦闘シーンも本当に素晴らしくて。全編を通して続く戦いと衝撃の連続を、まったく飽きさせず最後まで描き切った制作陣の底力を感じました。

内田:「渋谷事変」は息が詰まるようなシーンが本当に多くて、精神的にも肉体的にもすごくエネルギーを使うお話なんですよね。今回、それを特別編集版を劇場で観られるというのは、ファンの皆さんにとってTVシリーズとはまた違う緊迫感を一気に味わえる、すごく特別な体験になるんじゃないかなと思います。

瀬戸:「渋谷事変」は、登場人物たちがそれぞれ同じ時間の中で別々の場所で戦っているというお話なんですが、その凝縮された時間の中で展開される戦いはどれも壮絶でした。テレビで観ていたときから胸に迫るものがありましたが、特に虎杖の気持ちを考えると息が苦しくなるほどで……。それが今回、一つに編集されてまとまったことで、「この短時間にこれだけの戦いが起きていたんだ」と改めて実感できました。テレビ画面では味わえない、大きなスクリーンと大音響ならではの迫力を感じてもらえると思います。

――演じるキャラクターで、特に印象に残ったシーンはどこですか?
榎木:虎杖としては、「渋谷事変」の中でも長い戦いとなった最後の真人戦が特に印象に残っています。テレビ放送時には数話にわたって真人と戦っていくんですが、最初は真人が虎杖を圧倒しているんですよね。でも終盤になるとその関係性が逆転して、狩る者と狩られる者の立場が入れ替わり、逆に真人が無残に逃げ惑うことになる。その”狩られる側”になった真人の恐怖が伝わってくる心象風景は、すごく心に残っています。
真人の緊迫した息遣いや、追い詰められた恐怖で喉が鳴るようなリアルな音も印象的で。あれだけひどいことをしてきたはずの真人なのに、どこか少しかわいそうにも見えてくる。不思議な感情でした。今回は、そんな真人の息遣いが劇場の音響でより鮮明に聞こえてくると思うので、皆さんがそのシーンをどんな気持ちで観るのか、すごく興味があります。

内田:「渋谷事変」での恵は、自分から動くというより、目の前で起きていることに反射的に対応していくような感覚だったと思います。常に必死に頭を回転させていたような気がしますね。中でも印象的だったのは、やっぱりお父さんである(伏黒)甚爾との戦いです。恵にとっては、名も知らぬ強敵という印象だったと思うんですが、戦闘中のスピード感がすごくて、収録時から「息が吸えないな」と感じるほどの緊迫感がありました。
そしてやっぱり、最後に甚爾から言葉をかけられるシーン。戦っていたときとは違う、父親としてのニュアンスが印象的でした。シーンの緩急がとても良かったので、改めて皆さんにも観ていただきたいシーンです。

野薔薇ファンは気合いを入れて来てほしい!

――野薔薇の魅力的なシーンはどこですか?
瀬戸:やっぱり、真人との戦いですね。野薔薇さんにとっては、とてもショッキングな展開になってしまうんですが、彼女が最後に「悪くなかった!!」という言葉を口にするんです。その言葉を聞いたとき、「常に後悔のないように生きている人だな」という、野薔薇さんらしさを改めて実感しました。
あの一瞬の中で、野薔薇さんはこれまで出会った人たちのことを思い返すんですけど、最悪だと思い込んでいた過去が「そうじゃなかったかも」と感じられるようになっている。そんな心の余白が生まれたのは、呪術高専で虎杖や恵たちといった大切な仲間たちと出会えたからこそだと思います。それがあったからこそ、最後に野薔薇さんはあの言葉を言えたんじゃないかなと。
あの瞬間の表情や声の音色には、彼女の生き方がすべて詰まっているように感じられて、自分としてもすごく考えながら演じたシーンです。野薔薇さんファンにとってはかなり胸が締めつけられる場面だと思いますので、劇場にはガッツリ気合いを入れて観に来てほしいですね。

――自分の役以外でおすすめのシーンは?
榎木:個人的に楽しみなのは、宿儺と漏瑚の戦いですね。テレビで観たときも「これは何が起こってるんだ?!」と驚いた、すごく派手なバトルでした。ちょっとアートっぽい雰囲気のある映像も印象的で、その戦いが今回の劇場版でどんな迫力のある映像になっているのか、とても興味があります。

内田:全編がハードな展開なので一つを選ぶのはすごく難しいんですが、やっぱり七海建の存在は大きいですよね。陀艮の結界の中で七海と一緒にいるとき、恵が「命は懸けても捨てる気はありません」という言葉を口にするんです。呪術師としての成長もあったと思うし、任せてくれる七海の存在は大きかったですよね。
恵とナナミンの間に直接的な深いつながりはなかったかもしれませんが、後輩達には七海から託されたものが確かにある。そんなふうに感じています。

瀬戸:冒頭の、五条さんと夏油が顔を合わせるシーンですね。テレビで映像を観たとき、空気がピリッと張り詰めるような緊迫感を感じました。さらに、そのあと五条さんが封印されてしまうという衝撃的な展開があって。
この場面は、「渋谷事変」の先に続く「死滅回游」の物語にも大きな影響を与える、作品全体のキーになるシーンだと思います。ぜひ注目して観てほしいです。

――今回は「渋谷事変」に加え、新シリーズ「死滅回游 前編」第1・2話も先行上映されますが、見どころは?
榎木:ずっと衝撃的な展開が続いた「渋谷事変」から、またガラッと空気が変わるお話になっています。ストーリーのテンポがめちゃくちゃ良いだけでなく、「こんな先まで行くんだ!」という驚きもあって。そうした”お得感”を、皆さんにも感じてもらえるんじゃないかなと思います(笑)。

内田:久しぶりの新シリーズを、まず劇場という特別な場所で観られるというのは、今だけですから。ファンの皆さんにとって本当に特別な時間になると思います。ぜひ、たくさんの方にご覧いただきたいですね。

瀬戸:第1話と第2話では、私が演じる野薔薇さんは登場していないので、お客さんの立場で観させてもらいました。「渋谷事変」の激動から「死滅回游」に入った瞬間、一気に”音が消える”ような感覚があるんですよね。その空気を感じながら、テレビ放送に先駆けて劇場で「死滅回游」を観られるなんて、本当にスペシャルだなと思いました。

五条さんと並んで語られる特級術師・乙骨憂太に注目!

――特級術師・乙骨憂太が死刑執行人として登場する点も、「死滅回游」の見どころです。どのように感じますか?
榎木:『劇場版 呪術廻戦 0』のときは、弱々しくておとなしい、優しい青年という印象だったんですけど、「渋谷事変」の最後で死刑執行人として登場したときは、まったく雰囲気が変わっていました。虎杖とは正反対のタイプでもあるので、「死滅回游」での乙骨が皆さんの目にどう映るのか、とても楽しみです。

内田:以前、恵が「手放しで尊敬できる先輩だ」と言っていたキャラクターがついに登場するわけで、すごくワクワクしています。皆さんにも「どんなキャラなんだろう?」と楽しみにしながら観ていただきたいです。

瀬戸:「死滅回游」の第1話で虎杖が言っていた「五条先生と同じ特級術師......!!」という言葉が、すごく気になっています。五条さんって”最強”というイメージがあるじゃないですか。それと比較される乙骨って、何をしたのかは伝説的なエピソードとして噂されているだけで、野薔薇さん的には実在するかどうかも謎だったんですよね。
実際に登場したシーンを観てみると、表情は時々怖いけれど、顔立ちは優しそうで普通の青年にも見える部分があったりして。そんな彼が、これから虎杖とどんな関係性を築いていくのか、そこも大きな見どころのひとつになると思います。

――最後に、ファンの皆さんへのメッセージをお願いします。
榎木:今回の『劇場版 呪術廻戦』は、特別編集された「渋谷事変」に加えて、新シリーズ「死滅回游」の先行上映も楽しめる、まさに『呪術廻戦』ファン必見の劇場作品になっていると思います。
「渋谷事変」で改めて作品への熱い想いを感じてもらい、続く「死滅回游」で新シリーズへの期待をさらに高めていただいたうえで、そのままの勢いで来年1月からの放送を楽しんでもらえたら嬉しいです。

内田:大きなスクリーンと迫力ある音響で観る「渋谷事変」は、久々の新シリーズに向けて気持ちを高めていくのにぴったりの作品になっていると思います。
ぜひ、新たなTVシリーズへの入り口として、今回の劇場版を観に映画館へ足を運んでいただけたら嬉しいです。

瀬戸:新シリーズが始まる前に、シリーズ屈指の物語である「渋谷事変」を劇場で観られるというのは、ファンの皆さんにとって本当に特別な体験になると思います。
この機会を逃さずに『呪術廻戦』への熱を高めていただき、1月からの「死滅回游」に備えてもらいたいですね。私自身も上映をとても楽しみにしています!
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