「エクス・マキナ」「クレイジー・リッチ!」などで知られる俳優ソノヤ・ミズノが長編映画監督デビューを果たすことが分かった。米バラエティが報じた。
ミズノは英ロイヤル・バレエ・スクールで学び、イングリッシュ・ナショナル・バレエ、ドレスデン・ザンパーオーパー・バレエ、スコティッシュ・バレエなど名だたるカンパニーで活躍したダンス界の実力者だ。
アレックス・ガーランド監督の「エクス・マキナ」でスクリーンデビュー。ガーランドが手がけた「Devs(原題)」では主演を務めた他、「シビル・ウォーアメリカ最後の日」「アナイアレイション全滅領域」などガーランド作品の常連となっている。その他の出演作に、「ラ・ラ・ランド」や「クレイジー・リッチ!」といった大ヒット作がある。
初監督作のタイトルは「Stages(原題)」。作品の詳細はまだ明かされていないが、ミズノ自身のダンスの経歴にインスパイアされた作品になると報じられている。
製作を手がけるのはA24とFilm4の2社。ガーランドがプロデューサーとして参加し、さらにピーター・ライス、Agile Filmsのマイルズ・ペイン、サム・リッツェンバーグも名を連ねる。
A24とFilm4はこれまでも「関心領域」や「We Live in Time この時を生きて」などでタッグを組んでおり、今回も実力派チームがそろう形となる。ダンサーや俳優として才能を発揮してきたミズノが、映画監督としてどんな世界を描くのか注目が集まる。
【作品情報】
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We Live in Time この時を生きて
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写真:Shutterstock/アフロ