初めて話した言葉は「でんちゃ！」だったという電車大好きボーイが、本物の車両整備のお仕事体験に参加！ 東急グループが開催する「とうきゅうキッズプログラム」の「車両整備のプロフェッショナルになろう！」コースは、ふだんは決してできないとっておき体験が目白押しでした！実際に参加した親子がレポート！
未来につながる本物の体験！「とうきゅうキッズプログラム」とは？

「とうきゅうキッズプログラム」は、東急グループが小学生とその保護者を対象に、2007年から毎年開催している体験型イベント。鉄道やバスのお仕事体験から、建設会社の技術見学、ホテルのブライダル体験まで、生活に身近な事業をテーマにした多彩なプログラムが用意されています。2025年は18回目を迎え、全35コースが開催されました。

そのひとつ、東急電鉄の長津田車両工場で開催された「車両整備のプロフェッショナルになろう！」コースに参加した、親子体験コミュニティ「とっておき体験部！」の親子レポーターReinaさんが、小2の息子さんの体験をレポートします。

電車大好きボーイが本格的な電車のお仕事体験に大興奮！

長男は赤ちゃんのときから乗り物、特に電車が大好き。赤ちゃん向けの電車図鑑のボードブックは擦り切れるほど一緒に読みましたし、初めて話した言葉もママより先に「でんちゃ！」だったんです。

そんな電車大好きボーイなので、本物の車両や基地を間近に見られ、また電車に携わる職業体験ができることは何よりの経験だと思い、応募しました。

いよいよ当日、東急こどもの国線の恩田駅に集合。そこから線路沿いを歩いて10分ほど、長津田車両工場に移動しました。ふだんは絶対に入れない場所、見られない光景に、息子は早くもわくわくの様子！

まずは、会議室に入り、動画で整備工場や作業内容について学びました。

電車にはかなりくわしい息子ですが、それでも知らないことが出てきて嬉しそう。それでも、この後の見学・体験が楽しみでたまらなかったようで、最後のほうは、うずうずしていました。
迫力満点の車両の吊り上げ、運転席にも潜入。とっておき体験が目白押し！
動画が終わると、整備場へ移動し、待ちに待った見学・体験の時間です！

車両工場には、整備のために車両を吊り上げるための大型のクレーンがあります。この大型クレーンでの車両吊り上げを見学することができました。天井から黄色と黒の踏切模様のクレーンがゆっくり下りてきて……

車両をしっかりと抱えると……

大きな車両が吊り上がっていく様子は迫力満点！

電車の裏側というレアな角度からじっくり眺められるのもうれしいポイントです。

整備中の車両に実際に入ることもできました！

電車好きなら運転席に立ちたいですよね！ボタンの操作もさせてもらって、息子はもう夢中。

パンタグラフの上げ下げの仕組みも教えていただきました。勉強の後、実際に操作も体験できたのが、息子にとっては強く印象に残ったようです。
重い車輪も道具を使えば自分の力で動かせる！ 学んで感動「車輪を押す」体験

たくさんの体験の中で、息子が「一番楽しかった！」と話してくれたのは、電車の大きな車輪を押す体験。重たい車輪でも、専用の道具を使うと、自分ひとりの力で動かせたという事実に、本人もびっくりしたようです。

やっぱり子どもは、見るだけなのと、自分で体験してみるのとは楽しさが段違いな模様。「車両の吊り上げも、自分で操作してみたかったなー」と、残念そうにしていました。

親から見ても貴重な機会、次は高学年向けのコースにもチャレンジしたい！

最後は「未来の鉄道車両整備士認定証」をいただき、息子は大満足！

親としても、ふだんの電車の乗り降りでは絶対に見られないところをたくさん見せてあげられたことが、何よりもうれしかったです。また、いつも安全を守ってくれている整備士さんたちから直接お話を聞けたことも、子どもにとって大きな意味があったと感じました。

とうきゅうキッズプログラムにはたくさんのコースがあって、今回参加した「車両整備のプロフェッショナルになろう！」のほかにも、電車とは一見関係がなさそうなフットサル大会運営体験や、ブライダル体験なんてコースも！

電車好きの長男のためには、運転シミュレーターだけでなく、運転士さんの業務の裏側や駅のお仕事も体験できる「鉄道業務体験」など、やはり電車関係のコースが気になります。今回は対象学年に届かず選べなかったので、来年以降の楽しみにしたいと思います！

（撮影・文：Reina編集：マイナビ子育て編集部）

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