"在庫を持たない"新販売方式で日本市場を席巻中!新型ラッシュのBMW最新バイクを一気試乗!

青木タカオ氏がBMWの新型バイクを試乗!

"在庫を持たない"新販売方式で日本市場を席巻中!新型ラッシュのBMW最新バイクを一気試乗!

12月3日(水) 11:30

提供:
青木タカオ氏がBMWの新型バイクを試乗!

青木タカオ氏がBMWの新型バイクを試乗!





BMWモトラッドが日本市場で快進撃を続けている。今年上半期の販売台数は過去最高を更新!というわけで今回は、そんな話題のBMWの新型バイクを一気に試乗!その走破性、快適性、そして"冒険力"を現地で体感してきた!!

***

【BMWが快進撃!首位ハーレーに猛追】 ――BMWのバイクが、上半期絶好調だったそうで?

青木 はい。国内登録台数は3099台を記録しました。これは前年同期比で7.8%の増加となり、過去最高の数字です。今年1月にBMWモトラッドジャパンの責任者に就任した大隅 武氏が、7月に都内で開催された新型モデル発表会で、報道陣に向けて力強く発表していましたね。

――ちなみに昨年の年間販売台数は?

青木 過去最高の5986台でしたが、今年はすでに7月時点で3476台に到達。輸入二輪車市場でのシェアは24.2%にまで拡大し、〝輸入車の絶対王者〟ハーレーダビッドソン(3953台/27.6%)の背中が、射程圏内に入ってきました!

――販売好調の理由をどう分析されています?

青木 新型モデルの投入ラッシュが大きかったですね。マイナーチェンジや特別仕様車を含めると、今年だけで11車種が登場するんです。

――怒涛の攻勢!

青木 さらに、海外で先行発表されたR 12 G/Sについては、国内限定200台がわずか5日間で完売したと、大隅氏が耳打ちしてくれました。

――販売方法にも変化が?

青木 在庫を持たないストックロケーター方式(新車在庫検索)が導入されました。

――具体的には?

青木 ユーザーは希望の車種とカラーをネットで注文し、指定した正規ディーラーで受け取る仕組みです。人気モデルを確実に手に入れられ、販売店側も在庫リスクを抱えずに済むメリットがあります。



BMWR 12 G/S1980年代の伝説的モデル「R 80 G/S」をオマージュして誕生したのがR 12 G/S。ファン歓喜の一台。価格は245万4000円~

BMWR 12 G/S1980年代の伝説的モデル「R 80 G/S」をオマージュして誕生したのがR 12 G/S。ファン歓喜の一台。価格は245万4000円~





――特に注目の新型があるそうですね?

青木 R 12 G/Sは間違いなく大ヒットします。1980年のR 80 G/Sをオマージュしたスタイルとカラーに、発表時、バイクファンは大悶絶。まさに世界中のオフロード好きが欲しがるモデルです。

――試乗は?

青木 群馬県高崎市にあるモトフィールド榛名で開催されたジャーナリスト向け試乗会で試しました。GSシリーズは「ゲレンデシュポルト(オフロードスポーツ)」の名のとおり未舗装路に強いですが、今回は本格的なマウンテンコースでの試乗。これは異例!

――その背景には何が?

青木 実は12歳からオフロードを楽しむ大隅氏が、R 12 G/S、R 1300 GS/アドベンチャー、F 900 GSの実力をしっかり見せたいと企画したそうです。

――実際に乗った感想は?

青木 R 12 G/Sの戦闘力に驚きましたね。ジャンプも余裕です。水平対向2気筒エンジンは1200ccで、専用フレームによりダートでのハンドリングも抜群でした。

BMWR 1300 GS145馬力の空水冷ボクサーツインエンジンを搭載。スポーツ性能と快適性を高次元で融合。先進装備も充実している。価格285万円~

BMWR 1300 GS145馬力の空水冷ボクサーツインエンジンを搭載。スポーツ性能と快適性を高次元で融合。先進装備も充実している。価格285万円~





――フラッグシップのR 1300 GSはいかがです?

青木 BMW独自のテレレバーサスペンションで安定性が高く、見た目の大きさに反してダートも走破可能。停止時にシート高が30mm下がるアダプティブ車高制御で足つきも安心。

クラッチ操作を自動化した、ASA(オートメイテッド・シフト・アシスタント)により、シフトペダルだけでギアチェンジが可能。トラクションコントロール(タイヤの空転を防ぐ制御システム)も電子制御で、急坂やぬかるみも問題なし。

R 1300 GSアドベンチャー仕様は約30リットルの巨大タンクを標準装備し、まさに地の果てまで行ける〝横綱バイク〟という感じ。

BMWF 900 GS週末の林道も、長距離ツーリングもF 900 GSなら、どこまでも自由に楽しく走れてしまう。充実装備満載。価格208万9000円~

BMWF 900 GS週末の林道も、長距離ツーリングもF 900 GSなら、どこまでも自由に楽しく走れてしまう。充実装備満載。価格208万9000円~





BMWF 800 GSオンロード寄りの快適性と軽快な操作性を両立したモデル。通勤も週末のツーリングも快適にこなしてくれる。価格138万5000円~

BMWF 800 GSオンロード寄りの快適性と軽快な操作性を両立したモデル。通勤も週末のツーリングも快適にこなしてくれる。価格138万5000円~





――ほかのマシンは?

青木 新型F 900 GSはスリムな車体を生かし、獣道のような幅が狭く細い道でも軽快に走破します。スタンディングポジションに最適化されたハンドル位置により、凹凸のある路面も難なく乗り越えられます。

さらにF 800 GSも試乗しましたが、オフロード性能ではF 900 GSが一枚上手。F 800 GSはオンロード寄りのセッティングで、両者のキャラクターが明確に差異化されていましたね。

――では、最後に総括を!

青木 BMWモトラッドの快進撃は続きそうです。

青木編集長作のBMWのムック本。今年9月にモーターマガジン社から刊行

青木編集長作のBMWのムック本。今年9月にモーターマガジン社から刊行





撮影/柴田直行

【関連記事】
【写真】BMWの新型バイク
■鈴鹿8耐2025で見えたホンダ・ヤマハ・スズキ"バイクの底力"
■ホンダ新型電動バイク「CUV e:」を公道テスト
■決定!2025上半期『輝く!週プレやりすぎ・バイク・オブ・ザ・イヤー』
■大熱狂!ハーレーの祭典「ブルースカイヘブン」の舞台裏
週プレNEWS

生活 新着ニュース

合わせて読みたい記事

編集部のおすすめ記事

エンタメ アクセスランキング

急上昇ランキング

注目トピックス

Ameba News

注目の芸能人ブログ