<僕のヒーローアカデミア>AFOの“真実”に戦慄…デクの「大丈夫だよ」とA組の絆に「涙が枯れた」の声

アニメ『僕のヒーローアカデミア FINAL SEASON』第7話より/(C)堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会

<僕のヒーローアカデミア>AFOの“真実”に戦慄…デクの「大丈夫だよ」とA組の絆に「涙が枯れた」の声

12月2日(火) 16:13

アニメ『僕のヒーローアカデミア FINAL SEASON』第7話より
【写真】黒霧のなかに“白雲”の姿を感じ取り、涙を流すプレゼント・マイク

“個性”を持つことが当たり前となった世界で、ヒーローを目指す少年・緑谷出久(CV:山下大輝)の成長を描く物語「僕のヒーローアカデミア」。TVアニメ最終章となる「FINAL SEASON」(毎週土曜夕方5:30-6:00、読売テレビ・日本テレビ系/ABEMA、ディズニープラス・FOD・Lemino・TVer・Huluほかで配信)。11月15日に放送された第7話は、死柄木弔の悲劇の根源と、オール・フォー・ワン(AFO)による衝撃の真実、そして絶望の淵に駆けつけた仲間たちの絆を描いた「相澤くんから」。(以下、ネタバレを含みます)

■「だから、大丈夫だよ」――デク、両手を失いながらも魂の救済へ

死柄木弔(CV:内山昂輝)の精神世界、その深層にある「志村家」へと足を踏み入れたデク。そこは、まだ“個性”が発現する前の幼き志村転弧(CV:関根有咲)が、父・弧太朗(CV:田島裕也)から拒絶され、悲劇が始まろうとしていた瞬間だった。拒絶のバリアに阻まれながらも、デクは七代目継承者・志村菜奈(CV:園崎未恵)と共に強引に介入する。菜奈は、転弧に手を上げようとする息子・弧太朗を「ごめんね弧太朗。お母さん弱くって」と抱きしめる。長きにわたりすれ違っていた母と子の魂が、ようやく触れ合った瞬間でもあった。そして場面は、転弧が家族を手に掛ける“崩壊”の瞬間へ。デクは転弧の手を真正面から受け止めると、互いに子供の姿となって押し合いとなる。「僕が選んだんだ。僕の意志でこの家を…家族を壊したんだ」と叫ぶ転弧に対し、デクはその奥底にある悲鳴を聞き逃さない。精神世界の影響を受け、デクの両手は“崩壊”によってボロボロに砕け散っていく。それでもデクは、痛みなど意に介さないかのような満面の笑みを浮かべ、「だから来たんだよ。だから…大丈夫だよ」と叫ぶのだった。

冒頭から、涙なしには見られない魂の救済劇が描かれた。家族を想うがゆえに遠ざけた菜奈と、捨てられたと思い込みヒーローを憎んだ弧太朗。三代にわたる負の連鎖を断ち切るため、菜奈が抱いた感情は、謝罪と愛だった。また何よりも、両手が崩れ落ちるのも厭わず、無垢な笑顔で「大丈夫だよ」と告げるデクの姿は、まさに彼ならではのヒーロー性が見て取れる。理屈ではなく、ただ目の前の泣いている子供を救いたいという一心。その想いが、頑なだった転弧の憎しみを溶かしていくシーンは圧巻の一言だ。この展開にはSNSでも「デクの笑顔で涙腺崩壊した」「『大丈夫だよ』の言い方が優しすぎて泣ける」「ついに志村家が救われた…」と、感動の声が殺到した。
アニメ『僕のヒーローアカデミア FINAL SEASON』第7話より


■「君は何一つ選んでなどいない」――AFO、戦慄の告白

<ヴィラン>としての強い矜持を持ちつつも、デクの想いに触れたことで感情が揺さぶられたその時、精神世界に現れたのはAFO(CV:大塚明夫)の記憶だった。意識を取り戻したAFOは、「君は何一つ選んでなどいない」と冷酷に告げる。なんと彼は、ワン・フォー・オールを取り戻すための「憎しみの苗床」として志村家を選び、弧太朗に接触して歪んだ教育を施し、さらには転弧から本来の因子を抜き取り、代わりに「崩壊」という粗悪なコピー能力を与えていたのだ。つまり、死柄木弔の人生における悲劇も、敵<ヴィラン>としての覚醒も、すべてはAFOが描いたシナリオ通りだったということになる。

中盤で明かされたのは、あまりにも残酷で救いのない真実だった。転弧は「生まれながらの破壊者」ではなく、AFOによって「作られた破壊者」だったのだ。幼い転弧の手を引くAFOの姿や、弧太朗を唆す描写は、吐き気を催すほどの悪意に満ちている。自らの人生の全てを否定された死柄木の精神は、絶望と共に砕け散り、ついにAFOが肉体を完全に掌握してしまう。この衝撃の展開には、「AFO、どこまで外道なんだ…」「死柄木の人生って何だったの…辛すぎる」「全部こいつのせいだったのかよ!」と、視聴者からも怒りと戦慄の声が相次いだ。

現実世界に戻ったデクは、精神世界でのダメージが反映され、両手を失い動くことすらできない。一方で、弟・与一も、器である死柄木も失ったAFOは、「虚しき最終目標へ移行する」と、世界そのものの破壊を宣言。デクに向けてとどめの一撃を放つ。万事休すかと思われたその瞬間、爆煙の中から現れたのは、瀬呂範太(CV:古島清孝)、砂藤力道(CV:奈良徹)、尾白猿夫(CV:三好晃祐)の3人だった!彼らの連携攻撃がAFOを吹き飛ばすと、そこには「待たせて、ごめんな」と、相澤消太(CV:諏訪部順一)の姿があった。
アニメ『僕のヒーローアカデミア FINAL SEASON』第7話より


■「思い出が消えてくれねえよ」――黒霧の涙と、集結するヒーローたち

絶体絶命のピンチに駆けつけることができた理由。それは、相澤とプレゼント・マイク(CV:吉野裕行)の必死の呼びかけが、脳無・黒霧のなかに眠るかつての友、白雲朧の魂に届いたからだった。黒霧は本来、死柄木弔を守る存在でありながらも、相澤たちに協力する形でワープゲートを開き、ヒーローたちを戦場へと送り届けるのだった。黒霧のなかに、すでにこの世界にいないはずの白雲の姿を感じ取り、「思い出が消えてくれねえよ」と涙を流すマイクは、その態度とは裏腹に旧友への愛が溢れていて胸を打つ。

そして戦場には、相澤が各地から集めたヒーローたちが続々と集結する。さらに相澤は、壊理(CV:小林星蘭)から託された自身の「巻き戻し」の力が蓄積されたツノを使い、デクの両手を修復する。かつて自分の力を呪っていた壊理が、「デクさんたちに楽しくしてもらったから、今日終わったらデクさんたちにお歌するの」「ちょっとしかなくっても、私も戦わせて!」と、自らの意志で角を折って託したその覚悟もまた、ひとつのヒーローの形だ。両手を取り戻し、再び立ち上がるデク。その背中を押すのは、ボロボロになりながらも「緑谷が頑張ってっとよォ、体動いちまうんだよなァ!!」と笑う峰田実(CV:広橋涼)をはじめとする、1年A組のクラスメイトたちだった。

終盤は、これまでの物語の積み重ねが爆発する怒涛の展開。白雲朧の友情、エリの恩返し、そしてA組の絆。すべてがこの土壇場でデクを支える力となった。特に、これまで戦闘では目立つことの少なかった瀬呂や砂藤たちが、AFOというラスボス相手に一歩も引かずにデクを守った姿は、最高のカタルシスだ。SNSでも「ここで瀬呂くんたちは激アツすぎる!」「みんなボロボロなのに、目が死んでない。これぞヒーロー!」と、感動と興奮の声が止まらなかった。絶望と希望が目まぐるしく入れ替わる激動の第7話。AFOという絶対悪に対し、個々の力は小さくとも、繋がり合った「想い」の力で対抗するヒーローたちの姿は、まさに本作のテーマそのものだ。さて次回第8話「緑谷出久:ライジング」は11月22日に放送済み。ついに最終決戦、レビューも期待して待とう!

◆文/岡本大介
アニメ『僕のヒーローアカデミア FINAL SEASON』第7話より



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