11月30日(日) 16:00
あんなに優しくて、いつも笑っていた妻が、今ではまるで別人のように不機嫌…。世の旦那さんたちの中には、そんな“妻の豹変”に戸惑い、どう接していいか分からず途方に暮れている人も少なくないのかもしれません。
今回ご紹介するのは、そんな夫の視点から描かれる、夫婦のすれ違いの物語。そのリアルすぎる描写に、読者からは「妻が悪い」「いや、夫が悪い」と、賛否両論、様々な意見が寄せられています。
主人公の夫は、最近ずっと不機嫌な妻の態度にウンザリしていました。今日も、子どもを寝かしつけた後、妻の大変さを思って「良かれと思って」皿洗いを手伝おうとします。しかし、慣れない手つきで床に水をこぼしてしまい、それを見た妻は「ほんと使えない!」「邪魔!」とブチギレ。妻の“不機嫌スイッチ”がどこにあるのか、まったく分からないのです。
昔は、いつもニコニコと笑っていた妻。いったい、いつからあんな風に怒りっぽくなってしまったんだろう…。夫が「最近、怒ってばかりじゃない?」と勇気を出して話しかけても、妻は「別に」と、冷たい言葉を返すだけ。夫の目には、妻が一方的に“変わってしまった”ようにしか見えません。しかし、彼女が笑顔を失ってしまった“本当の理由”に、夫はまだ気づいていないのです。
妻がなぜ不機嫌なのか“わからない”夫と、それを“言わない”妻。この絶望的なすれ違いに、読者の意見は真っ二つ!「妻が悪い」派と「夫が悪い」派、それぞれから厳しい意見が寄せられました。
「言ってくれなきゃ分からない」という夫の気持ちに寄り添い、妻の「察してほしい」という態度を批判する声。「話し合おう」という夫の歩み寄りさえ拒絶する妻の姿に、もどかしさを感じる読者も多いようです。
一方で、「夫の“手伝い”が、いかに役に立っていないか自覚がない」と、夫側を厳しく断罪する声も。「妻がキャリアを捨てたことへの無頓着さ」や、「家事スキルの低さ」など、夫の“無自覚”な部分こそが、妻を追い詰めている元凶だと指摘する、鋭い意見が光ります。
「どうして分かってくれないの…」と心を閉ざす妻。「なんで言ってくれないんだ…」と途方に暮れる夫。どちらの気持ちも、痛いほど分かりますよね。お互いが“被害者”だと思っているこの状況、抜け出す道はあるのでしょうか。二人が再び笑い合える日は来るのでしょうか。
