罵倒キャラで大人気の女優・立野沙紀が語るグラビアへの想い「お仕事でよく罵倒しますけど、じつは結構ピュアなんです(笑)」

立野沙紀が語るグラビアの記憶

罵倒キャラで大人気の女優・立野沙紀が語るグラビアへの想い「お仕事でよく罵倒しますけど、じつは結構ピュアなんです(笑)」

11月29日(土) 18:00

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『週刊プレイボーイ』に登場する女性たちに「初グラビア」にまつわるエピソードや当時の想いを聞く連載、『初グラビア物語~My First Gravure Story~』。前回に続いて女優・立野沙紀(たての・さき)さんによる後編。

立野さんは2017年に旗揚げされた劇団の創設メンバーとしてデビュー。2024年5月からはフリーランスの女優として活動。YouTubeチャンネル『佐久間宣行のNOBROCK TV』の『罵倒村~もしも日本に住民全員が罵倒してくる村があったら」に罵倒ナース役で出演し、そのドSなキャラが話題に。その後も「罵倒ナース」「罵倒サウナ」などのシリーズ作品に出演している。

初グラビアは『週刊プレイボーイ」2020年7号で披露。端正な顔立ちと迫力満点のヒップが話題に。以降、週刊誌、マンガ誌などの誌面を飾った。今回は「罵倒ナース』を演じることになったきっかけから、フリーとなって第一弾となるデジタル写真集『不機嫌な彼女』、またグラビアに関する思いまでを語ってもらった。

デジタル写真集『不機嫌な彼女』(撮影/カノウリョウマ)より

デジタル写真集『不機嫌な彼女』(撮影/カノウリョウマ)より





ーー立野さんは2024年4月に事務所を退所、フリーランスの女優として活動を始めます。5月にYouTubeチャンネル「佐久間宣行のNOBROCK TV」の『罵倒村』に出演。診療所で錦鯉・渡辺(隆)さん、カカロニ・栗谷さんらに向かって「息くさそう」「ただの童貞なのに」などと罵倒し、悪態をつきまくる"罵倒ナース"役を演じ、一躍注目を集めます。

立野 最初は台本に「先生、お願いします」「次の方、どうぞ」などのセリフしかなかったんです。それが本番中、いきなりマキタスポーツさん演じる先生に「どう?ナース?」とふられて、それをアドリブで返しただけなんです。

ーーすべて、アドリブ!?栗谷さんに「ケ○の穴に指入れて、渡辺にかがせろ!」なんてことも言っていましたけど、あれも!?

立野 はい。思わず出ちゃったというか(笑)。しかも芸人さんは皆さん、ちゃんと受け止めてくれるので、本当にすごいですよね。あと渡辺さんが足ツボマッサージで責められるときは、肩を押さえながら「私の顔を見て(痛みを忘れて)ください。立野です」って、自分の名前までしっかりアピールさせていただいて。本当にありがたかったです。

ーーいやいや相当、爪痕を残しましたよね。あれで立野さんを認知した方がかなりいたのでは。

立野 だと思います。SNSのフォロワーもめっちゃ増えましたし。おかげでその後、NOBROCK TVのスタッフさんからスピンオフ企画の出演依頼を何本もいただきました。罵倒ナースで脱毛サロンをやったり、あと罵倒サウナなんてのもやったり。いや、ここまで反響があったなんて自分でもびっくりです。



ーーそうした中、リリースされたのが、週プレグラジャパ!のデジタル写真集『不機嫌な彼女』(2024年9月9日発売)。これは「罵倒キャラ」をイメージした内容で、不機嫌な立野さんが徐々に機嫌が良くなっていく姿を撮り下ろしました。グラジャパ!で販売されているグラジャパ!版では、特典としてメイキング動画に加え、立野さんがカメラに向かって激怒する罵倒動画も(笑)。

立野 編集さんから連絡をいただいた時は、グラビアを何年もやっていなかったので「え?撮っていただけるんですか?」って思いました。しかも私はデジタルでも紙でも写真集を出したことがなかったので余計に嬉しくて。ただ話を聞いたら、内容が内容で。「そうきたか。さすが週プレ、抜け目ないな」と思いましたね(笑)。

デジタル写真集『不機嫌な彼女』(撮影/カノウリョウマ)より

デジタル写真集『不機嫌な彼女』(撮影/カノウリョウマ)より





ーー久しぶりのグラビア撮影ということで、緊張は?

立野 スタイリストさんなど、昔グラビアでお世話になった方もいて、そこまでは。むしろ楽しんじゃいました。実際にカメラに向かって罵倒しながら撮影したんですけど、それも面白かったですし(笑)。ただ楽しい現場なのに、笑顔でなく、やたら怒った表情を見せないといけないのは結構、大変でしたね。

ーー実際にご自身の写真を見て、どう思われました?

立野 自分で言うのも変ですけど「大人になったなぁ~」と(笑)。あとランジェリー姿のカットは、最初恥ずかしかったんですけど、堂々として、かっこよかったです。いやもう、この写真集は全カット好きですよ。

ーー撮影で印象に残ったことなんてあります?

立野 やはり罵倒動画ですね。特にTikTok用のショート動画。

ーープロモーション用に撮ったんですよね。

立野 そう。ただ撮った場所がスタジオ内ではなく外で。自動車の運転手に向かい、「何、ジロジロ見てるんだよ!!」って怒鳴るんですけど、住宅街の中だし、地元の方にガチだと勘違いされるんじゃないか、通報されたらどうしようって、内心ヒヤヒヤしていました(笑)。



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ーー拝見しましたが、ド迫力でしたね(笑)。その『不機嫌な彼女』ですが、グラジャパ!の月間ランキングでは9位となるヒットとなりました。

立野 想像以上に反響がありました。発売後はグラビアのお仕事も増えて、嬉しかったです。あと「NOBROCK TV」で、私が"ぶりっ子キャラ"を演じる動画があったんですけど、共演のカラタチさんを色仕掛けする用の小道具で、スタッフさんがわざわざ紙の写真集にしてくれたんです。すごく感激しちゃって。つくづくやらせていただいて、よかったなと思いました。

ーー立野さんは、こうしてお話しすると笑顔も多いし、物腰も柔らかいですよね。でも動画をご覧になる方の中には、リアルに罵倒キャラだと思う人も多いんじゃないですか?

立野 そうですね。NOBROCK TVで「罵倒カフェ」ってのを期間限定でやったとき、一日店長をやらせていただいたんですけど、罵倒してくれと真剣に言う方が何人もいました(笑)。インタビューなどをご覧いただくと、ちゃんと普段の自分を認識していただくんですけどね。



ーーそんな風に罵倒キャラというか、ひとつのイメージが定着してしまうのは、女優として悩ましいこともあるのでは?

立野 いえいえ、そんな!すごくありがたいですし、むしろチャンスだととらえています。舞台などでも罵倒する役をやったんですけど、それもそういうイメージからいただいたお話ですし。もちろん清純な役柄も演じたいですけど(笑)、いまは一人でも多くの方に立野沙紀を知っていただき、面白がっていただければと思っています。



ーーそういう意味では、グラジャパ!から2冊目となるデジタル写真集『きまぐれBLACK』(2025年3月15日発売)は、愛らしい姿も多数撮り下ろしされていますよね。

立野 そうですね。これは"黒"をテーマにいろいろなシチュエーションで撮影した作品なんですけど、セクシーな衣装もありつつ、猫耳をつけた甘い衣装もあったりします(笑)。その猫耳を付けて、「ニャ~ン!」って感じのあざとい感じは初めてだし、年齢だって30ですしね(笑)。ちょっと戸惑いましたけど、とても楽しく撮影できました。

デジタル写真集『気まぐれBLACK』(撮影/後野順也)より

デジタル写真集『気まぐれBLACK』(撮影/後野順也)より





ーーグラビア撮影って、カメラマンほかスタッフから「可愛い」って声が飛び交うことが多いと思いますけど、それはどうですか?

立野 嬉しさと恥ずかしさの両方がありますね(笑)。普段はお仕事でよく罵倒しますけど、じつは結構ピュアなんです(笑)。

ーーグラビア撮影中はどんなことを考えます?

立野 シチュエーションを考えて、どんな表情やポーズをしたら合うかなとか、カメラの角度で自分がどう見えるかとか、いろいろですね。自分の中ではグラビアとお芝居は似ていると思っていて。どちらも客観的に自分を見つつ、撮影に臨んでいます。とはいえ『きまぐれBLACK』の猫のシーンなどは、割と素の状態で写っているので撮影によるって感じですけどね。

ーー事務所を辞めて1年半くらいが経ちましたが、フリーランスになってみてどうです?

立野 ちょうど30歳になる節目の年に事務所を辞めたんですけど、もともと30歳になったら自分の人生を見つめ直そうと思っていて。なんでも人任せにしないで、自分でやらなきゃいけないとも思っていたのでフリーランスになりました。仕事に関することはもちろん、請求書を書くなど事務的なことまで。手のかかることもあるけど、充実しています。それと何をするにも自分は周りの方々にすごく支えてもらっているんだって実感しました。改めて身が引きしまるというか。あらゆるお仕事を丁寧にやりつつ、どんどん新しいことにも挑戦していきたいです。

ーー今後やってみたいグラビアはあるんですか?

立野 いまは海で撮影したいですね。フリーになってから海でグラビアを撮ったことがないんです。太陽の下、海辺ではしゃいだりとか開放的なグラビアを撮りたいです。

ーー笑顔満載の王道グラビア、見てみたいですね。最後に、これは皆さんに聞いていますが、立野さんは初グラビアを見返します?

立野 たまにですかね。今回、久々に見ましたけど初々しい!目が笑っていないし、緊張してるなって思います(笑)。この時もそうだし、『不機嫌な彼女』もそうですけど、グラビアは大勢の方に自分を知ってもらえる大切な場所。まだまだ続けていきたいです。



●立野沙紀(たての・さき)

1994年11月13日生まれ東京都出身身長=154cm

2017年から女優活動を始め、テレビや舞台などで活躍。YouTubeチャンネル『佐久間宣行のNOBROCK TV』に度々出演し、罵倒ナース役で話題に。

2026年2月3日(火)に開催される「NOBROCK FES 2026 ~夢を語ったら叶っちゃった夜~」(パシフィコ横浜 国立大ホール)に出演予定。

公式X【@tateno_saki1113】

公式Instagram【@tateno_saki_official】

【メイキング&インタビュー動画付き!】 『きまぐれBLACK』 撮影/後野順也 価格/1980円(税込) 撮影テーマは「ブラック」。不機嫌で気だるいジャージ姿のほか、あざとかわいい猫耳ランジェリー、大人セクシーなオフショル水着など、黒の衣装に合わせてキャラを演じながら撮影。グラジャパ!限定の動画ではメイキング&インタビューのほか、私服姿での罵倒シーンも収録。

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取材・文/大野智己撮影/荻原大志

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