【ハイキュー‼×SVリーグ】石川かほくの松井珠己が選ぶ『ハイキュー‼』ベストメンバーセッターを影山飛雄ではなく菅原孝支にした理由は?

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【ハイキュー‼×SVリーグ】石川かほくの松井珠己が選ぶ『ハイキュー‼』ベストメンバーセッターを影山飛雄ではなく菅原孝支にした理由は?

11月28日(金) 18:05

提供:
『ハイキュー‼』×SVリーグコラボ連載vol.2(15)

PFUブルーキャッツ石川かほく松井珠己後編

(前編:松井珠己は五輪メンバー落選にも海外挑戦をして落ち込んでいる暇なし「毎年、自分を更新していきたい」>>)

現役のSVリーガーに、バレーボール漫画『ハイキュー‼』を語ってもらうコラボ連載。選手たちが選ぶベストメンバー、共感したシーン、ベストゲームとは?

(c)古舘春一/集英社選手写真/SVリーグ

(c)古舘春一/集英社選手写真/SVリーグ





<SVリーガーが語る『ハイキュー‼』>

Q1、監督目線で『ハイキュー‼』のベストメンバーを選ぶなら?

【オポジット】

澤村大地(烏野高校)

【アウトサイドヒッター】

木兎光太郎(梟谷学園高校)、東峰旭(烏野高校)

【ミドルブロッカー】

月島蛍(烏野高校)、灰羽リエーフ(音駒高校)

【セッター】

菅原孝支(烏野高校)

【リベロ】

西谷夕(烏野高校)

「どうしても女子の視点で考えてしまうんですけど、そうなると、澤村はオポでもいいかなって。レシーブもできるし、オールラウンドで、林琴奈選手(大阪マーヴェラス)みたいな感じ。チームに安定感をもたらす存在です。

サイドは木兎。エースは打ちきってナンボです。ブロックされても、最後まで打ちきってほしい。もうひとりは旭さん。コート外では弱気でも、コート内では強気スイッチが入って頼もしい。一度イップスになったけど、立ち直ってあそこまでできるのもすごいです。

ミドルはツッキー(月島)。常に冷静で、春高予選の決勝で指をケガしながらも、『最後まで戦ってみたいなんて』と熱くなる瞬間がいいですね。もうひとりはリエーフ。上手ではないけど1点に貪欲で、言われたことをやろうとする。(孤爪)研磨がリエーフに指示すると、否定せず、ちょっとしたところまで考えてやる。その真面目さはいいなって。私もミドルにはけっこう言うので、嫌な顔せずにやってくれるのはありがたい。

セッターは菅原さん!コートに立ちたい思いを持ちながら冷静で、みんなにアドバイスできる。試合に出た時は周りを生かすトスを考えている。好きなキャラですね。リベロは西谷。『背中は俺が護ってやるぜ』っていうのがかっこいいです」

Q2、教訓となった、共感した場面や言葉は?

「菅原さんが『俺が入ってる時の得点お前が入ってる時の得点合わせて烏野の得点だ』と影山に言う場面です。影山はコートに立てず、ベンチで悔しそうにしていますが、いいシーンですね。

あと、ピンチサーバーで出た山口(忠)がエースを決めたシーンで、みんなワーって喜ぶのを見たツッキーが、『そんなに驚く事じゃないデショこの5か月サーブだけは誰より練習したんだから』ってボソッと言うところも。ずっと一緒だったからこその言葉だし、めっちゃ好きなシーンです」

Q3、作中の個人的ベストゲームと、その理由は?

烏野高校vs青葉城西高校(インターハイ予選)

「最後は日向(翔陽)が三枚ブロックにシャットされてしまう。日向は悔しかっただろうけど、それで成長するんですよね。印象深いです。相手のセッターの及川(徹)くんが、影山に対して『俺は負けるのかもしれないね――でもそれは今日じゃない』と思うところもいいです!」

【プロフィール】

松井珠己(まつい・たまき)

所属:PFUブルーキャッツ石川かほく

1998年1月10日生まれ、千葉県出身。170cm、セッター。小学校3年で東金町ビーバーズに入団。富山第一高校では春高バレーに出場。日本女子体育大時代からアンダーエイジカテゴリー日本代表として主力を担い、世界ジュニア選手権大会、ユニバーシアード競技大会での銅メダル獲得に貢献した。卒業後はデンソーエアリービーズで3季を過ごしたのち、2023-24シーズンはブラジルのスーペルリーガ、翌シーズンはアメリカのリーグ・ワン・バレーボールでプレーし、2025年にPFUブルーキャッツ石川かほくに入団した。

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