臓器提供を待つ子どもたち、命のともしびを照らす物語河瀨直美最新作「たしかにあった幻」予告編&場面写真

屋久島でも撮影が行われた

臓器提供を待つ子どもたち、命のともしびを照らす物語河瀨直美最新作「たしかにあった幻」予告編&場面写真

11月27日(木) 8:00

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河瀨直美監督、ビッキー・クリープス主演「たしかにあった幻」の予告編、心臓移植を待ちながら入院する少年、少女と一緒に過ごす主人公コリーの姿や、神の島と呼ばれる屋久島でのひとときなどが切り取られた場面写真が公開された。

【フォトギャラリー】「たしかにあった幻」場面写真

今作は、小児臓器移植実施施設を舞台に、命のともしびを照らす「愛」の物語。フランスからやってきたレシピエント移植コーディネーターのコリーが、脳死ドナーの家族や臓器提供を待つ少年少女とその家族と関わりながら、命の尊さと向き合う。同時に、突然失踪した恋人の行方を追うコリーの姿を通じて、愛と喪失、希望を描く。尾野真千子、北村一輝、永瀬正敏、小島聖、岡本玲、利重剛、中嶋朋子らが共演。

フランスから来日したコリーは、日本における臓器移植への理解と移植手術の普及に尽力するが、西欧とは異なる死生観や倫理観の壁は厚く、医療現場の体制の改善や意識改革は困難で無力感や所在のなさに苛まれる。また、プライベートでも屋久島で知り合った迅と同棲を始めるが、お互いが使う時間のズレからくるコミュニケーションの問題に心を痛めていた。そんななか、心臓疾患を抱えて入院していた少女・瞳の病状が急変し……。

予告編では、急死した息子の心臓をドナーに提供するという決断を迫られた父親(永瀬正敏)の「もう戻ってこんとでしょ」という痛切な呟き、心臓病を抱えて移植を待つ少年・久志の母・由美(岡本玲)が漏らす「喜んでいいんかな…」という複雑な思いなど、ドナー(臓器を提供する側)とレシピエント(臓器を受け取る側)、そのどちらにも存在する深い葛藤と祈りが映し出されていく。

「たしかにあった幻」は、2026年2月6日に東京・テアトル新宿ほか全国公開。

【作品情報】
たしかにあった幻

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