11月25日(火) 15:45
Board Game Japanは、アマチュアのボードゲームクリエイターによるユニークな作品や、社会課題の解決やアカデミック・アウトリーチに貢献するゲームに光を当て、それらを表彰するコンテスト「第4回Board Game Japanカップ」を開催する。
Board Game Japanは、学習要素を含むボードゲームの開発やボードゲームの開発・振興・研究に向けたプラットフォームの構築を行う団体。同コンテストは、11月22日(土)〜2026年1月11日(日)をエントリー期間とし、2月中旬に結果発表の予定だ。
なお、同コンテストにおける「ボードゲーム」とは、ボードゲームやカードゲームなどのアナログゲーム全般のことを指す。
「第4回Board Game Japanカップ」の募集要項第4回より、「クリエイター部門」と「ジュニアクリエイター部門」の2部門を統合し、「クリエイター部門」のみとなった。ただし、小中学生のクリエイターを対象とした「ジュニア賞」が設けられている。
対象者は、オリジナルのボードゲームを自作したことがある人。作品を共同で制作した場合、複数名やチームでの応募も可能だ。その場合、エントリー時に制作者全員の名前を記載しよう。
賞品は、大賞(1作品)がAmazonギフトカード5万円分、入賞(5作品以内)がAmazonギフトカード1万円分、ジュニア賞(3作品以内)がAmazonギフトカード1万円分。ジュニア賞は、小中学生のクリエイターを対象とした賞となる。
また、入賞者全員への副賞として、「第4回 Board Game Japanカップ入賞作品」であることを示すオリジナルのロゴデータが届く。ボードゲームを商品化する際のパッケージや、制作資金を調達する際のクラウドファンディングなどに活用してみては。
応募内容は自作したオリジナルのボードゲーム応募内容は、自作したオリジナルのボードゲームで、プロトタイプ(試作品)でも可。応募時点では完成していないプロトタイプのボードゲームであっても、一度でも「テストプレイ」を行ったことがあれば応募できる。
なお、ここで言うテストプレイとは、制作者が想定したルールに沿って、制作中のゲームで人々が実際に遊んでみることを指す。数年以内であれば、過去に制作したボードゲームでも応募できる。
応募できるボードゲームは自作のもののみ。他者の作品での応募は控えよう。盗作が判明した場合、受賞後であっても受賞は取り消される。
応募方法・審査員・審査基準について応募の際はGoogleフォームに必要事項を記入し、オリジナルのボードゲームに関するものを添付してエントリーしよう。添付必須のものは写真、添付任意のものは企画書・プレイ動画(5分以内)・ルールブックだ。
添付資料のうち、任意のものは添付しなくても応募できるが、添付した場合は審査員が内容を理解しやすくなるため、評価が高くなる可能性があるそう。
審査員は次の3人。1人目の江間有沙氏は、東京大学国際高等研究所東京カレッジ准教授で、主な研究分野は科学技術社会論だ。2人目の加納圭氏は、滋賀大学教育学部教授で、主な研究分野は科学コミュニケーション。そして3人目の堂野能伸氏は、Board Game Japan代表理事だ。
審査基準はコンセプトやゲームシステムのオリジナリティ、学びの要素や社会への波及効果、ゲームとしての面白さ。これらを審査員が総合的に評価する。
アマチュアのボードゲームクリエイターは、「第4回Board Game Japanカップ」に応募してみては。
「第4回Board Game Japanカップ」詳細:https://boardgamejapan.org/cup
Board Game Japan公式HP:https://boardgamejapan.org
(佐藤 ひより)
