オスカー俳優のブレンダン・フレイザーが、「ハムナプトラ」シリーズ最新作「The Mummy 4(仮題)」についてAP通信の取材で初めて胸中を語った。
このほど、ユニバーサルがマット・ベティネッリ=オルピン&タイラー・ジレット監督のもと、新作をフレイザー主演で再始動させることが決定。フレイザーは、「20年間ずっと待っていた。ついに自分が本当につくりたかった『ハムナプトラ』を届けられる」と、宿願が実現する喜びをかたった。
1999年の「ハムナプトラ失われた砂漠の都」で始まった人気アドベンチャーシリーズは、2001年、08年と続編が製作されたが、フレイザーは自身が望んだ構想が実現しなかったと語る。
「自分がつくりたかったではなかった」と率直に振り返ったフレイザーは、特に3作目「ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝」について、「良い経験だったし、誇りに思っている。でも、当時NBCがオリンピック放映権を持っていたという事情が絡んだ作品だった。舞台を中国に移して、異なる体制で全力を尽くした」と述懐した。
そして、「自分が本当につくりたかった物語は、今回ようやく実現する」と期待を込め、「この20年間、時に強く、時にかすかに聞こえるシグナルのように待ち続けていた。今こそ、ファンが求めていたものを届ける時だ」と続けた。
リブート版には、シリーズ1、2作目でヒロインのエヴリンを演じたレイチェル・ワイズも復帰し、オリジナルキャストが再集結とする。メガホンをとるベティネッリ=オルピンとジレットは、「レディ・オア・ノット」や「スクリーム」新シリーズで評価を得たコンビだ。
17年、ユニバーサルはトム・クルーズ主演で「ザ・マミー呪われた砂漠の王女」としてリブートしたが、興行的・批評的に不振に終わった。フレイザーも当時、「ホラーに振り切りすぎていて、楽しさがなかった。私たちの『ハムナプトラ』が持っていた大事な要素が欠けていた」と語っていた。
22年製作の「ザ・ホエール」でアカデミー主演男優賞を受賞し完全復活を果たしたフレイザーは、これまで何度も「正しいアイデアがあれば」復帰に前向きだと発言。今回ついにその正しいアイデアが結実し。ユニバーサルはまだ公開時期を発表していないが、フレイザー復帰の“本物のハムナプトラ”として大きな注目を集めそうだ。
【作品情報】
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ザ・ホエール
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Photo by Keith Hamshere/Universal Studios