ウェールズ公(現国王チャールズ3世)が乗っていた、2013年ベントレー・ミュルザンヌを入手できるチャンス!

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ウェールズ公(現国王チャールズ3世)が乗っていた、2013年ベントレー・ミュルザンヌを入手できるチャンス!

11月20日(木) 18:11

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12月3日、かつてGMのテストコースだった、イギリス・ベッドフォードシャーのミルブルック・プルービンググラウンドにてH&Hのオークションが開催される。出品車両のなかで注目を集めているのが、2013年式ベントレー・ミュルザンヌである。ミュルザンヌは、ベントレーが過去にル・マン24時間レースで6回優勝したル・マンサーキットのミュルザンヌ・ストレートにちなんで名付けられた。

【画像】チャールズ国王がかつて乗っていたベントレー・ミュルザンヌがオークションに(写真11点)

2010年、ベントレーは1992年以来使用されていなかった「ミュルザンヌ」の名称を復活させた。新型ミュルザンヌはアルナージの後継車として、2009年8月のペブルビーチ・コンクール・デレガンスで披露された。約80年ぶりにベントレー・モーターズが独自に設計したフラッグシップカーであった。アルナージ同様、ミュルザンヌは6,750ccのV8エンジンを搭載したが、軽量化され、ツインターボチャージャーを装着し、燃費向上のため気筒休止機構と可変カム位相機構を備えていた。しかもユーロ5排出規制に適合していた。

当該ミュルザンヌは、ベントレーの「プレスおよび特殊車両運用部門」に属し、2013年12月からイギリス王室に貸し出されていた複数台貸し出されていたうちの1台である。主にウェールズ公(現国王チャールズ3世)の”フォーマルではない場面”での移動車両として運用されていた。2017年にベントレーが個人に売却するまでベントレー社が所有。その後、2022年まで個人コレクションの一部となり再び売却され、2023年から現在の所有者のものとなっている。

ダークサファイアの塗装は車体全体にわたって深く均一な光沢仕上げを未だに保持しており、レザーの内装は詳細な画像で見られるように実質的に完璧。新車登録から12年が経過しているが、わずか3万4000マイル弱しか走行しておらず、整備履歴もハッキリしている。さすがは元ウェールズ公移動車両だ。

ウェールズ公移動車両として運用されていた頃の写真では、フロントグリル内に装備されたブルーの警光灯が映っているが、現在の車両写真では確認できない。ベントレー社が手放す際、イギリス王室向け専用装備の類は取り外しているのだろう。

なお、エリザベス女王2世はウェールズ公と同時期にバナート・グリーンと呼ばれる深緑を纏ったミュルザンヌをウィンザー城ならびにバッキンガム宮殿にて”フォーマルではない場面”での移動車両として1台ずつ保有していた。今から4年前のことだが、そのうちの1台は走行距離わずか2500マイルで17万9850ポンドという価格で販売されていたことが話題を呼んだ。

ベントレーにとっては最高のプロダクトプレイスメントの成果であり、新たなオーナーにとっては英国王室の歴史の一部を所有する稀有な機会となる。王室の威光、英国自動車産業の粋が交差する当該ミュルザンヌ、H&Hでは落札予想価格を8万ポンド~10万ポンドと見積もっている。


文:古賀貴司(自動車王国)Photography: H&H Classics
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