ブガッティクラブジャパンが主催するツーリング、”BUGATTI CLUB JAPAN MIYABI TOURING”が10月27日から28日にかけて、京都から奈良を巡るルートで開催された。
【画像】古都・京都~奈良に映えるクラシックなブガッティ(写真13点)
京都から奈良を巡る旅路
ブガッティの愛好家が集うブガッティクラブジャパンは、今年で設立10周年を迎える。その活動は年1回のツーリングのほか、ランチやディナーミーティングなど積極的に活動しており、今回のMIYABI TOURINGも関西在住のクラブ員を中心にコースづくりから宿手配など自らの手と時間を使って、素晴らしいイベントに仕立て上げられていた。
このツーリングには関西を中心に、関東はもちろん九州から東北まで広い地域のメンバーが参加。その全員が前泊組だったので前夜祭も開催され、久しぶりに会うメンバーも多く、大いに盛り上がった様子。そして初日は各自ホテルを出て京都の比叡山に集合し、琵琶湖を一望できるカフェで一息ついた後、昼食会場となる滋賀県甲賀市にある炭火焼肉”曼陀”へおよそ60kmの行程。食事に舌鼓を打った後は、道の駅お茶の京都みなみやましろ村を経由して今夜の宿となるSHISUI HOTEL NARAまでトータル114kmを走行。
二日目は、そろってホテルを出発して高山ダムを経由しながら、奈良周辺の車好きが集まるカフェセブンへ。ここで談笑した後再びホテルまで戻り、ランチを食して全てのイベントが終了した。
手作りのツーリング
前述したとおり関西在住のクラブ員が中心となり開催されたが、そのホスピタリティは見事だった。ルートに関しても事前に何度も下見を繰り返し、渋滞箇所を的確に避けたうえで、景色やワインディングを愉しめるように、そして休憩タイミングにまで配慮。同時に食通も多いことからそこも視野に入れて全体が構成されていた。
海外のクラシックカーやヒストリックカーミーティングに参加すると車に取り付けられるプレートが各参加者に配られ、それが記念の思い出にもなり喜ばれることが多い。それを今回のツーリング用にクラブ員が自らデザインし参加者に配られた。まさに海外との交流があったからこそ、こういったアイディアが浮かび、実践しようとなったのだろう。このクラブの層の厚さが伺えた出来事だった。
そして奈良で宿泊したホテルは日本有数の名勝地、奈良公園の西端に位置し、春日大社や興福寺、東大寺などの世界遺産にも囲まれた希有な立地にある。奈良県旧知事公舎を受け継ぎ誕生したそのホテルはまさに由緒正しき所で、レストランは、1922年に建造された奈良県知事公舎の客間を修復・再生した空間のほか、1951年11月、昭和天皇がサンフランシスコ講和条約と日米安全保障条約の批准書に署名した場でもある旧県知事公舎の応接室である御認証の間がそのまま残されている宿だ。そこの前に戦前のブガッティが並ぶ絵は壮観で、多くの観光客の目にとまり、注目を集めていた。
さて、ブガッティといえばT35などのグランプリというイメージが強かったが、近年はそれ以上にT40やT43などのツアラーが増えて来つつある。今回も13台のうち7台がそうで、用途に合わせて、自分に合うものをという意識が高くなったようだ。同時に、見ている側も様々なブガッティを見ることができるので楽しくもあった。
快音を響かせながらワインディングを走るブガッティ、古都で鹿と出会いながらしずしずと進むブガッティ。どちらも素敵な光景を味わうことができ、さらに、参加したすべての人がこのツーリングを堪能していたことは、参加者の笑顔を見れば一目瞭然。異口同音に本当に気持ち良く、2日間を愉しめたと語っていたと同時に、さらにメンバー同士の絆が強くなったようだ。
文・写真:ブガッティクラブジャパンWords and Photography: Bugatti Club Japan
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