柴咲コウ×川口春奈が語る“週刊誌との距離感”「需要と供給のバランスは感じる」「でも、優しくしてと思ってます(笑)」<スキャンダルイブ>

「スキャンダルイブ」に主演する柴咲コウ×川口春奈/撮影=黒木早紀子

柴咲コウ×川口春奈が語る“週刊誌との距離感”「需要と供給のバランスは感じる」「でも、優しくしてと思ってます(笑)」<スキャンダルイブ>

11月19日(水) 8:01

「スキャンダルイブ」に主演する柴咲コウ×川口春奈
【写真】柴咲コウ×川口春奈撮りおろしグラビア

芸能事務所と週刊誌によるスキャンダルを巡る攻防戦を描くABEMAオリジナルドラマ「スキャンダルイブ」が11月19日(水)夜10:00からスタートする。スキャンダルの水面下で巻き起こる事務所と週刊誌の熾烈な争いやスキャンダルの裏側、そして芸能界の深い闇に切り込んでいく。


主人公の芸能事務所社長・井岡咲を柴咲コウ、咲の事務所の俳優のスクープを持ってきた週刊誌の記者・平田奏を川口春奈が演じ、バチバチの芝居合戦を見せる。

芸能界の光と闇を描く本作で、対極の立場を演じる柴咲と川口。初共演となる二人が、互いの芝居から受けた刺激、そして作品に懸ける熱い思いを明かす。

■なかなか攻めているなと思った

――企画を聞いたときの感想を教えてください。

柴咲「企画・プロデューサーの藤野(良太)さんとは自分のライブツアーの映像を手伝っていただいたこともあり、何か面白いことをやりたいみたいな話を以前からしていて。いざ、蓋を開けてみたらまさか自分がいる世界の話だったので驚きました。それも芸能の世界で取り沙汰されているスクープやスキャンダルみたいなものがリアルに描かれていて。そんな世界の内側で巻き起こっている出来事などを丁寧に映し出せるいい機会だと思いました」

川口「なかなか攻めているなと思ったのが率直な感想です。芸能界のスキャンダルとそれを追う記者の話はあまり見たことないし、面白そうと好奇心が沸きました。結構、刺激的な内容だったりもするので、そういう作品に参加したらどうなるんだろうという興味もありました」

――柴咲さんは芸能事務所社長、川口さんは週刊誌記者役ですが、どのようなイメージを持ちながら演じられましたか?

柴咲「咲は大手芸能事務所から4年前に独立して自分で事務所を立ち上げた女社長。女社長と聞いてなんとなく世の中がイメージするのは年配でビシッとスーツを着た感じだと思うのですが、咲は小さな事務所なので常に所属タレントファーストでずっと動いている行動的な雰囲気です。大手を抜けてちょっといじめられながらも負けないと思う気持ち、負けず嫌いなところなど共感できるんですよ。ヘアメイクやスタイリングも現実離れしないように、でも業界人なので華やかさを失っていない自立した女性というイメージを持ってキャラクターを作っていきました」

川口「週刊誌の記者といっても十人十色だと思うのですが、奏は割とニュートラルというかフラットな感じで、やるべきことに自分の信念を持って粛々と取り込む強さがある女性です。第三者から見ると尖っている部分や勝ち気な印象があるのかも。服装も人それぞれですが、ラフで気負っておらず、取材があるので動きやすくて抜け感があるイメージです。大事にしたのは、奏の芯があるところで、その辺りは丁寧に表現しています」



■書かれる側なのでビクビクしています(笑)

――週刊誌に対するイメージを教えてください。

柴咲「読む機会は少ないですが、芸能に限らず政治的なものなどの闇を暴くようなイメージがあります。トピックスによっては、世の中の価値観を変えるような大きなきっかけが書かれていることもあって。ただこと芸能に関しては、当然、書かれる側なのでビクビクしています(笑)。優しくしてと思っています」

川口「全くの同感です(笑)。各ジャンルのトピックスに対しての熱量の入れ方とか執着、情熱はすさまじいものがあるんだろうと感じます。そしてそこに対する世間の興味も、まぁ分かるというか。需要と共有ではないですが、そのバランスは感じます」

――お二人は初共演ですよね。お互いの印象を教えてください。

柴咲「メディアで見る川口春奈さんそのまま。飾り気もなく嫌味もなく、そりゃモテるんだろうなみたいな(笑)。好感度が高いですよね。それも作っている感じもないので。ダサいところもそのまま出す、みたいな取り繕わないのがいいというか。抜けているときはだらーっとそのままでいてくれるので、こっちも自然体であくびが出ちゃう(笑)。こっちも緩んでしまうという不思議な魅力があります」

川口「コウさんは元々カッコいい女性のイメージがあったのですが、ご一緒した後もそれは変わらず。現場でもペースを乱さずずっとフラットでいてくださるので、本当に頼もしい座長だと感じました。それとやっぱり咲さんとリンクする部分があるんですよね。どんなアクシデントがあっても動じない強さや頼もしさがあって、男前で潔い。カッコいいです!」

柴咲「私も(川口さんを)男前だと思っているよ。だから逆に見たくなるな、かわいい部分」

川口「何を言っているんですか(笑)」



――お芝居で対峙して刺激を受けた部分を教えてください。

柴咲「関係値としてはバチバチなところから始まるのですが、咲にも何らかの過去があり、週刊誌に対して嫌悪感を強く抱いているのが奏と対峙する前から垣間見えるんですよ。そこに現れた奏の表情が本当に腹立つ。こっちをモノとしてしか見てないのがひと目で分かるというか。書く側の正義があるのかもしれないですが、全く相容れないという大前提が川口さんの表情一つから伝わってくるんです。瞬時にその空気を作れるって本当に頼もしいと思いました。そして顔を見ているだけですぐに咲の気分になれたのでありがたかったです」

川口「コウさんは本番が始まる前と本番と終わった後のスイッチが見られず、ずっと空気感が変わらないんですよ。例えば長ゼリフがあるとき私ならプレッシャーを感じたり、どうしようと焦ったりするんですが、コウさんは1ミリたりとも感じない。本当にすごすぎます」

柴咲「あるよ(笑)」

川口「え~。ポーカーフェイスなところもあるからか、全然分かんないですよ。セリフも多くエモーショナルな場面も多い中で、境目を全く感じなかったのはすごいなとひしひし感じていました」

柴咲「そこはやっぱり役柄的に自分に近い部分が多くて。ちょびっと当て書きされた?みたいな部分もあるのでその影響だと思います」

――現場で苦労したシーンはありますか?

川口「たくさんありましたよ。最終話のかなり大事なシーンもそうですが。私、そのシーンが最後の撮影の日だったんですよ。物語としても集大成なシーンなのでめちゃくちゃ印象的でした」

柴咲「私は2つあって、1つは衣装を持って駆け回るシーンがあるんですが、そのときの靴がかなり先の尖ったヒールだったんですよ。それが痛くて、全部の指にテーピングをして全力疾走しました。そしてもう1つが大手芸能事務所の社長・(児玉)蓉子さん(鈴木保奈美)に食ってかかるところ。普通、怒りは我を忘れてないと出てこない感情なんだけど、セリフがあるから我を忘れられない。怒りを持ちながらセリフをたくさん話すのが、なかなか難しかったです」

――監督の熱量を感じたシーンを教えてください。

川口「どのシーンも熱量がかなりありました。わりと長く回していることが多く、監督が求めているのはこういうことかな?とイメージしながら自分の中で解釈していく、いい緊張感を感じさせてもらいました」

柴咲「ラストもかなり圧巻でしたよね」

川口「私、いつも撮影ではコンタクトをしてバチバチに見えるようにしてお芝居をしているのですが、あのシーンはあまりの緊張から途中で外したんですよ。コウさんが撮影中はいつも裸眼っておっしゃっていたのを思い出して。なので視野ボケボケの中、演技していました(笑)」

柴咲「意外といいでしょ」

川口「それくらい緊張しました(笑)」

柴咲「監督の熱量は当然、各シーンに散りばめられているんですが、今回はカメラマンさんとのタッグも大きいと思っていて。伊藤麻樹さんがカメラマンだったのですが、すごく信頼しているからこそ、テストが終わった後でカメラ位置を変えたりと、かなり綿密にセッションをしていました。私たちもモニターで見ていた訳ではないのでどのように出来上がっているのか分からないですが、それがすごく楽しみ。現場は常にみんながセッションしていたような気がします」

――柴咲さんの座長っぷりはいかがでしたか?また柴咲さんは座長として心がけていることを教えてください。

川口「すごく明るく楽しい居心地のいい現場でした」

柴咲「作品は誰のものなのかと考えたとき、私は総合芸術であって欲しいと思っています。俳優部として、監督の指揮の下、監督の頭の中にあるものを具現化して、セッションしながら他の部署の方と一緒に作品を作っていく。そしてプラスして空気作りも大事で。撮影が数カ月に及ぶとそれはもう生活の一部になっていて、忙しくなって雰囲気が崩れそうなときもみんなが現場に来るのが楽しいと思ってもらえる空間にしたいというか。私は人に率先して声をかけるタイプではないものの、気になったら話すようにしています。俳優とか技術とか美術とか分け隔てのない現場が作れたらといつも思っています」
【写真】柴咲コウ×川口春奈撮りおろしグラビア

撮影=黒木早紀子
取材・文=玉置晴子
スタイリスト=柴田 圭(柴咲)、緒方 なぎさ(サブレットプラージュ・川口)
ヘアメーク=SHIGE(AVGVST・柴咲)、高村 三花子(川口)
衣装協力=
柴咲:ドレス / FETICO(THE WALL SHOWROOM)、ピアス(右耳) /avgvst、※その他スタイリスト私物
川口:ブラウス・パンツ/FETICO(THE WALL SHOWROOM)、イヤカフ/avgvst、リング/HOORSENBUHS、シューズ/YOSHITO(ニューロンドン)






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