マセラティ・クラブ・オブ・ジャパン(以下「MCJ」)による年間最大のイベント「マセラティデイ」が11月15~16日に開催された。会場となったのは京都の東本願寺正門前の「お東さん広場」、京都で開催されるのは15年ぶりのこと。マセラティ設立から111周年を迎えた今年のテーマは「日本とイタリアの洗練された伝統の融合」である。
【画像】31回目のマセラティデイ開催!全国からマセラティスタが京都へと集まった(写真25点)
新旧問わないマセラティのオーナーにより構成されるMCJは、マセラティ本社から公式クラブとして認定を受けており、現在は支部ごとにツーリングやミーティングを楽しんでいる。年に一度開催されるマセラティデイは、MCJの総会的な位置付けとなり、31回目の開催となる今年のマセラティデイにも全国からマセラティスタが京都へと集まった。
11月15日の夜にはデュシタニ京都でガラディナーが開催された。MCJ越湖信一会長は冒頭スピーチの中で「MCJは本当にいいクラブです」と語り笑顔を見せ、マセラティのジャン=フィリップ・インパラート新CEOから届いた祝辞の動画が放映されたのち、イベント協賛社の1社であるフェッラーリのスプマンテで乾杯が行われた。
ガラディナーは終始和やかに進み、メンバー同士が親交を深める様子がそこかしこで見られた。コンテンツも非常に盛りだくさんで、この日のために愛車の1998年マセラティ・ギブリⅡで関東から自走来場したというマセラティ ジャパン株式会社 木村隆之代表の挨拶をはじめ、新入会員の紹介、スポンサー紹介、「マセラティクラシケ」の説明と認定証の授与、越湖会長による「マセラティ・アカデミー」と題したイタリア・モデナ現地レポート、会計報告や各支部での活動報告などがあり、最後は恒例のじゃんけん大会で大いに盛り上がった。
明けて11月16日。秋晴れのもと、ようやく紅葉も色づき始めた東本願寺「お東さん広場」に、早朝から参加車両が続々と集まった。3500GT、セブリング、ミストラル、ギブリ、クアトロポルテ、ビトゥルボ、カリフ、シャマル、3200GT、クーペ、スパイダー、グランストゥーリズモ、レヴァンテ、グレカーレ、MC20、MC20チェロなど、その数およそ60台。
恒例のオーナーインタビューがおこなわれ、オーナーと車両の結びつきや車両のコンディションなどの説明にメンバーは興味津々の様子であった。当該車両の前オーナーにまつわるエピソードに関して、現オーナー以外にも、その個体をよく知る別のクラブメンバーが解説する場面があったのは歴史あるクラブならではの光景だ。
当日はカーデザイナーの奥山清行氏もスペシャルゲストとして来場。奥山氏は世界で1台のみの「グレカーレトロフェオピュアネス・オブ・アジア」を手がけている。外装や内装の各部にマセラティのコーポレートカラーであるブルーが効果的にあしらわれている「グレカーレトロフェオピュアネス・オブ・アジア」は、マセラティのカスタマイゼーション・プログラム「フォーリセリエ」のサンプルとして顧客に具体的なイメージのインスピレーションを与える役割も担っており、実際にこの車両を見てのオーダーも入っているという。ちなみにこの車両は、奥山氏本人が自身の愛車として購入したことも併せて発表された。
オーナーインタビューやトークを終えたあとはランチを挟み、一行はパレードランへと出発。京都有数の名所である東本願寺の正面からスタートするとあって、訪日観光客や修学旅行生たちが足を止めてパレードの出発を見送っていた。パレードランは世界遺産・東寺などの京都市内をコンパクトに巡るルートが設定され、参加車両は秋の古都を爽快に走り抜けたのであった。
今年のテーマ「日本とイタリアの洗練された伝統の融合」を古都・京都で見事に体現した2025年のマセラティデイ。来年のテーマは何になるのか、いまから楽しみだ。
文:オクタン日本版編集部写真:マセラティジャパン、オクタン日本版編集部
Words: Octane JapanPhotography: Maserati Japan, Octane Japan
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