「かつてないほど、ドライバー重視」重量2トン未満のベントレー・コンチネンタルGTが誕生

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「かつてないほど、ドライバー重視」重量2トン未満のベントレー・コンチネンタルGTが誕生

11月17日(月) 12:11

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ベントレーモーターズが、初代スーパースポーツの誕生から100年を迎える節目の年に、第四世代の新型スーパースポーツを発表した。新しいベントレーのスーパースポーツは、後輪駆動、2シーターキャビン、総重量2トン未満という構成により、かつてないほどドライバーを重視したコンチネンタル GTとして登場する。

【画像】2シーター・2トン未満の軽量ボディで究極のドライビングを体現する、ベントレーの新型スーパースポーツ(写真16点)

プロジェクト名は「ミルドレッド」
新型スーパースポーツは、2024年9月、小規模のエンジニアリングチームが「後輪駆動で、2トン未満のコンチネンタル GT がどのような動的挙動を示すか」を理論化したことに端を発するアイデアから生まれたという。チームには1台のテストミュール(試作車両)を製作する許可が与えられ、わずか6週間後にはその車がサーキットに持ち込まれ、このコンセプトが実証された。これにより、新型スーパースポーツ開発プロジェクトがごく少数の専門チームによって厳重な秘匿のもとでスタートした。

極秘プロジェクトを進めるためには、コードネームが必要だ。開発チームがプロジェクトに与えた名は「ミルドレッド」。これはベントレーの歴史、そしてMildred Mary Petreの物語から着想を得たものだ。1895年生まれの彼女は、レーシングドライバー、パワーボートレーサー、パイロットとして、陸・海・空のあらゆる世界で記録を打ち立てた人物だった。1929年、彼女はフランスのモンレリー・サーキットを、ベントレー 4½リッターで24時間単独走行した。平均速度は約90mphに達し、新たな耐久記録を樹立した。彼女は恐れ知らずの精神で可能性の限界を押し広げたのである。

「スーパースポーツ」とは
スーパースポーツという名がベントレーに初めて採用されたのは、ちょうど100年前のこと。最初のスーパースポーツは、1925年に登場し、3リッターモデルをベースに、強化されたエンジン、そして短く軽くなったシャシーを備え、時速100mphを超えた初のベントレーとなった。そしてこのモデルは、「Super Sports」を語るうえで欠かせない第二の特徴”希少性”も備えており、生産されたのはわずか18台のみである。

その後、「スーパースポーツ」という2009年に復活。初代コンチネンタルGTの頂点に位置づけられ、最高速度204mphを誇った。これはコンチネンタルシリーズ初の2シーターモデルで、標準車より100kg軽量化され、当時最もドライバー志向のベントレーだった。

2017年には、第二世代コンチネンタルGTをベースにした、さらに高速で刺激的な後継モデルが登場。初代コンチネンタル スーパースポーツと同様に6.0リッター W12 ツインターボを搭載し、その出力は710PS。出力と合わせて710台が生産されたこのモデルは当時の史上最強のベントレーとなった。

このように歴代のスーパースポーツは、それぞれのモデルにおける究極のパフォーマンス仕様を体現してきた。今回発表された新型スーパースポーツは、最高速度ではなく、ベントレー史上最も徹底した軽量化と新しいパワートレインの組み合わせによって、究極のドライビングを目指している。

最軽量かつ史上最大のダウンフォース
新型スーパースポーツはコンチネンタル GT よりも約半トン軽く、重量は2トン未満となる。最も大きな軽量化はパワートレインによるもので、ICEのみの駆動方式および後輪駆動への変更に伴う軽量化を実現。通常はアルミ製のルーフが、カーボンファイバーパネルに置き換えられ、軽量化と重心の低下が図られている。また、後席空間を削除したことも大幅な軽量化に貢献している。さらなる軽量化のため、ドライバー重視のGTでは不要とされる一部の運転支援システムも削除するほどの徹底ぶりだ。

ハイブリッドを用いない純粋な内燃機関パワートレインは、新開発の666PS(657 bhp)、800Nmを発生する4.0リッター V8 ツインターボを中心に据え、その動力は8速デュアルクラッチ・ギアボックスを介して後輪のみに伝達される。

エクステリアは、ダウンフォース最大化と軽量化のために”機能が形状を決める”一連の開発が施され、史上もっとも”走りの本質”に徹したコンチネンタル GT を体現。新しいフロントバンパーには、ベントレーの市販車として史上最大のフロントスプリッターが一体化され、エンジンおよびフロントブレーキへと冷却風を送る。カーボンファイバー製ダイブプレーン、サイドシル、フェンダーブレード、リアディフューザー、固定式リアウイングが組み合わさり、コンチネンタル GT スピードより300kg以上多いダウンフォースを生み出している。

史上初の後輪駆動コンチネンタル GT
ベントレーのシャシーエンジニアたちは、ドライバーエンゲージメントを新たな次元へ引き上げるために、この新型スーパースポーツを、(コンチネンタル GT3 レースカーを除けば)史上初となる後輪駆動のコンチネンタルへと仕上げた。

パワーは電子制御式LSD(eLSD)を介して後輪のみに伝達され、後輪のトレッドはコンチネンタル GT 比で16mm拡大。eLSDにはブレーキによるトルクベクタリングが加わり、両システムが協調してターンインを極限まで鋭くし、最大限のトラクションを確保する。最大の敏捷性と安定性を確保するため、後輪操舵も継続採用され、ステアリング、サスペンション、トラクションマネジメント、ESCシステムのキャリブレーションはすべて新しく設定されている。

生産、納車、販売スケジュール
世界限定500台の、この新型スーパースポーツの注文受付は3月にスタート。生産開始は2026年第4四半期、納車は2027年初頭から開始される。英国、ヨーロッパ(EU27か国+スイス、トルコ)、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、マレーシア、オマーン、バーレーン、UAE、カタール、クウェートにて販売される。日本国内での販売開始については現在調整中とのことだ。
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