FIVAとフェラーリ・クラシケのコラボが発表|フェラーリ・クラシケ認証でFIVA IDカードが取得可能に!

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FIVAとフェラーリ・クラシケのコラボが発表|フェラーリ・クラシケ認証でFIVA IDカードが取得可能に!

11月9日(日) 12:11

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去る10月23日、イタリアで開催されたクラシックカーとモーターサイクルのショー「オート・エ・モト・デポカ」において、FIVAとフェラーリ・クラシケによるコラボレーションが発表された。

【画像】「オート・エ・モト・デポカ」でFIVAとフェラーリ・クラシケによるコラボレーションが発表

フェラーリ・クラシケは、フェラーリ社が運営する歴史的車両の認証プログラムで、同社の専門家チームが車両の真正性を厳格に審査する。今回の提携により、フェラーリ・クラシケ認証を取得すればFIVA IDカードの申請が可能になり、フェラーリ社のアーカイブ情報を活用することで審査がより確実になる。

FIVA(Fédération Internationale des Véhicules Anciens=国際歴史的車両連盟)は、イタリア・トリノに本部を置く、クラシックカーと歴史的車両の保存を目的とした国際組織だ。現在80カ国で活動を展開し、公道を使ったヒストリックカーのラリーやイベントを国際的に統括している。

FIVAの最も重要な役割が「FIVA IDカード」の発行だ。これは歴史的車両の"パスポート"とも呼ばれ、世界中で年間約90件開催されるFIVA公認イベントに参加する際の必須書類となる。製造から30年以上経過し、オリジナルの状態を保つ車両が対象で、日本では日本クラシックカークラブ(CCCJ)が唯一の発給機関となっている。

FIVA IDカードの取得には、各国の公認団体への申請と、FIVA認定検査官による実車検査が必須だ。フェラーリ・クラシケの認証を得ても、FIVA認定検査官による実車検査は必須だ。申請には車両登録証、詳細な写真、修復歴や整備記録、オリジナル仕様との適合性を示す資料などの提出が求められる。

審査に合格すると、デジタル管理されたIDカードが発行される。有効期限は最長10年間だが、所有者が変わると直ちに失効する。つまり、カードは車両と所有者の組み合わせに対して発行されるため、車両売却時に引き継ぐことはできない。新しい所有者は改めて申請を行い、実車検査を受ける必要がある。また、車両の仕様が変更された場合も新しいカードの申請が必要だ。

FIVA IDカードを取得すれば、世界中で年間約90件開催されるFIVA公認イベントへの参加が容易になる。多様なイベントで歴史的なフェラーリを走らせ、世界中の愛好家と交流する機会が広がるのだ。両認証を受けた車両は「質の保証」となり、歓迎される存在となる。また、フェラーリ・クラシケとFIVAの二重の認証を受けた車両は、価値の向上にも寄与するだろう。

FIVAでは今後、フェラーリを皮切りにヘリテージ部門を持つ自動車メーカーとのコラボレーションを模索している。メーカーの専門知識とFIVAの国際的なネットワークが結びつくことで、クラシックカー文化の保存と継承がさらに進展することが期待される。


文:古賀貴司(自動車王国)Words: Takashi KOGA (carkingdom)
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