呂布カルマが「つまらない大人」を自覚?「常にどっかしらに不調があって、それが当たり前に」

『週刊プレイボーイ』でコラム「呂布カルマのフリースタイル人生論」を連載している呂布カルマ

呂布カルマが「つまらない大人」を自覚?「常にどっかしらに不調があって、それが当たり前に」

11月6日(木) 17:30

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『週刊プレイボーイ』でコラム「呂布カルマのフリースタイル人生論」を連載している呂布カルマ

『週刊プレイボーイ』でコラム「呂布カルマのフリースタイル人生論」を連載している呂布カルマ





ラッパーとしてはもとより、グラビアディガー、テレビのコメンテーターなど、多岐にわたって異彩を放っている呂布(りょふ)カルマ。『週刊プレイボーイ』の連載コラム「呂布カルマのフリースタイル人生論」では『健康』について語った。

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★今週のひと言「若い頃に俺がディスってたつまらん大人の条件が身近に」

今回は健康の話。体が資本とか、健康第一とかみんな言うけど、正直健康なうちは理解してない。

てか身に染みてない。俺自身そうだった。

幼い頃、両親が共働きだった俺は、夏休みなど長期の休みになると滋賀の祖父母に預けられていたのだが、祖父母が見てるテレビはいつも健康がテーマだった。

20代、仕事でトラックに乗っていた頃、AMしか入らないラジオで聴いていた昼間の番組の話題ももっぱら病気の相談だった。

女、金、ドラッグにまみれたアンダーグラウンドヒップホップに深く傾倒していた当時の俺にとって、そういった類いの話題は退屈で縁遠いものだった。

ヒップホップにハマっていなくても、体が元気な若者にとってみれば健康など二の次で、彼らにとっての楽しみはそのほとんどが不健康なものであり、なんなら多少不健康でダウナーなノリのほうがイケてるまであるかもしれない。

実際ヒップホップにおいてイル(病んでる)は褒め言葉だったりする。

しかし、そんな若者も20年もすれば40代だ。

まさに今の俺。

家庭と仕事を持った中年にとっては、金はともかく、女やドラッグこそ縁遠く、健康や政治が身近でリアルな話題となってくるのだ。

健康の話題がリアルになってくると、ヒップホップはつらいよ~?真逆だからね。

ただし、身近でリアルになったからといって興味があるかといわれたら、いまだにNOだ。俺はこれっぽっちも興味がない。

基本的に体に悪いとされている添加物やなんかも、1回くそしたら出ていくだろぐらいに思っているし、病気由来の体の不調もラッパーがステージやカメラ前に立つときに爆発的に分泌される"超人免疫"によって治るといまだに信じている。

しかしだ。

とはいえ、その不調の頻度があまりに増えた。俺が"超人免疫"と呼ぶアドレナリンなどの効果によって、多少熱っぽかったりしても現場にさえ出てしまえばなんとかなるのはある。

確かに若い頃はそのまま全快するような感覚があったのだが、今は違う。しっかりぶり返すのだ。しかもお釣りがついて。常にどっかしらに不調があって、それが当たり前になってしまった。

口内炎だったり、体のそこかしこが傷んでいたりという小さなレベルではあるが、全身どこにも憂いがない状態なんかもう何年もないように思う。

そうなってくると臆病にもなる。

賢くなった、と言い換えることもできるかもしれないが、目の前の楽しさと、その後のダメージをてんびんにかけるようになるのだ。

以前なら無理してでも飲みに出ていたタイミングで思いとどまったり、何かしらの危険を察知してしまう。

社会人、父親という立場で考えるとそれは良いことなのだが、かつて俺が若者の頃に無責任にディスっていた「つまらない大人」の条件に当てはまってしまう。

とはいえ、順当に臆病になったおかげかもしれないが、俺はまだ深刻な大病や疾患に見舞われることもなく、健康に興味を持たずに今は済んでいる。

しかし、多くの中高年がそうであるように、俺も時間の問題でイヤでも健康を意識するようになるだろう。

そうなった頃には老いて弱った肉体に未練なく別れを告げ、いつも言っているようにキレッキレのサイボーグボディに乗り換えたいものだ。

撮影/田中智久

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