「ターミネーター」や「エイリアン2」などで知られる撮影監督のアダム・グリーンバーグさんが10月26日、81歳で死去したと、米Deadlineが報じている。
これを受けて、グリーンバーグさんと「ターミネーター」で初めてタッグを組んだジェームズ・キャメロン監督が追悼文を発表した。
キャメロン監督は「アダム・グリーンバーグは私にとって特別な存在でした。彼は『ターミネーター』で仕事をした最初の撮影監督だったからです」とコメント。1984年の「ターミネーター」製作時を振り返り、「当時、私たちは非常に限られた予算とタイトなスケジュールの中で撮影していました。しかしアダムは、その制約を創造性に変える術を知っていたんです」と述懐した。
さらにグリーンバーグの仕事ぶりについて「彼の柔軟性と問題解決能力は驚異的でした。どんな状況でも、美しく印象的な映像を生み出すことができました」と称賛。「『ターミネーター』のあのダークで緊張感のあるビジュアルスタイルは、アダムの貢献なしには実現できなかったでしょう」と、その功績を振り返った。
イスラエル出身のグリーンバーグは、ハリウッドで40年以上にわたって活躍。キャメロンとは「ターミネーター」の成功後、86年の「エイリアン2」でも再びタッグを組んだ。他の代表作には「ラッシュアワー」「コラテラル・ダメージ」「スネーク・フライト」などがある。
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写真:Album/アフロ