『羊たちの沈黙』や『ファーザー』などで知られる名優アンソニー・ホプキンスが、疎遠になった娘アビゲイル・ホプキンスに和解を申し出たものの、無視されたと語った。
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回顧録『We Did Ok,Kid:A Memoir』の発売を控え、New York Timesのインタビューを受けたアンソニーが、「妻のステラ(・アロヤヴ)が、私達に会いに来るよう招待状を送ったのですが、一言も返事がありませんでした。『わかった、構わないよ』と思いました。彼女の幸せを祈るけれど、そのために私が動くつもりはない。人生を恨みつらみで無駄にしたいなら、構わない。どうぞそうしてくれ」と語った。
これまで、3度結婚しているアンソニーだが、1966年から1972年まで結婚していた最初の妻ペトロネラ・バーカーとの間に一人娘のアビゲイル(57)をもうけている。2006年のインタビューでも疎遠であることを告白しており、20年以上にわたって、関係がうまくいっていないようだ。
アンソニーは、「過去の恨み」は「死」と同じだと話し、「我々は完璧でないと認めなくてはならない。最善を尽くすだけだ」とコメント。「人生には痛みが伴う。時には傷くし、傷つけられることもある。だけどそれに囚われたまま生きていけない。『乗り越えろ』と言うほかない。乗り越えられなくても、別に良い。幸運を祈るだけで、批判はしない。自分に出来ることはした。言いたいことは以上だ」と続けた。
その後、回顧録をアビゲイルにも読んで欲しいかと聞かれると、「この質問には答えない。いや、どうでも良い」と答えたが、デリケートな質問は終わりにすべきかと質問を重ねられると、「どうか、そうしてください。娘を傷つけたくない」と気遣いを見せた。
アンソニーの回顧録『We Did Ok,Kid:A Memoir』はアメリカで、11月4日に発売される予定。
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