これはとある夫妻が遭遇した、日常に潜む“非常識”を描いたお話。自宅マンションの駐車場は入居当初から満車のため、近所の月極駐車場を利用していますが、ある日、夫妻の契約スペースに見知らぬ車が駐車。妻は車のボンネットに「無断駐車はご遠慮ください」と記した張り紙をしたものの、その張り紙は無残にもくしゃくしゃに丸められ、投げ捨てられていたのです。
その後も無断駐車は続きますが、妻は車の助手席に残された、会社名と思しき文字が記された書類を発見。無断駐車をされるたびに観察し続けた結果、ついに車を所有する会社を突き止めます。
その会社に電話をかけると、例の車は会社の社用車であることが確定。
しかし、電話口の担当者は「今すぐにどかすよう連絡します!」と言ったのち、すぐに電話を切ろうとしたのです。
電話を切ろうとする担当者に折り返しを求めると…?







※訂正:誤)にも関わらず→正)にもかかわらず






折り返しの電話をかけてきたのは、無断駐車をした張本人……。
相手は反省の色は見せるものの言い訳がましく、しびれを切らした妻はこの件を上司に報告するよう求めたのでした。
無断駐車を繰り返した本人は「張り紙には気づかなくて……」と主張しますが、恐らくは真っ赤なウソ。くしゃくしゃに丸められて投げ捨てられていた以上、内容に目を通していなかったとしても、少なくとも張り紙の存在自体は認識していたはずです。
そして、無断駐車をした理由については「コインパーキングも遠くて、荷物あるので大変で……」と話しますが、これはあくまでも本人の事情。無断駐車をされた側からすれば、知ったことではありませんよね。
荷物を抱えながら近距離ではない目的地まで歩くのは、たしかに大変。とはいえ、オーナーに対し、契約者がお金を払って利用しているのが月極駐車場のはず。無断駐車はそれにタダ乗りするような行為なのですから言い訳の余地はなく、誠心誠意、謝罪するのが筋なのではないでしょうか。
著者:マンガ家・イラストレーター あべかわ
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