子どもが1歳のころのお話です。ある日、スーパーに買い物へ行こうと思ったら子どもがぐずり出してしまったので、夫に買い物をお願いしたのですが……。
たしかに頼んだモノなんだけれど…
卵、牛乳、お肉、お菓子を買ってきてと頼み、しばらくして夫が買い物から帰ってきました。夫から買い物袋を受け取り、冷蔵庫にしまうため中身を確認すると、高級卵に高級牛乳、ステーキ肉と大人用のお菓子が。一体いくらになるのよと震えました。
卵も牛乳もいつも買うものの倍するようなもので、お肉ももったいなくて作り置きには使えず、お菓子に至っては、子どものものではなく自分が食べたいもののみ。いつものこの牛乳ね、子ども用のこのお菓子ね、というように具体的にお願いしなかった私も悪いですが、あきれてしまいました……。
上限の金額を決めて、用途をちゃんと伝えなかったことを後悔しました。もちろん夫に悪気があったわけではなく、本当に何もわかっていないだけだったので、それからは銘柄や値段の相場、商品の写真を見せるなどして頼むようにしています。
手が離せない私に代わって買い物に行ってくれることには感謝しているので、私の注文と少し違う買い物をしてきてもグッと堪えて「ありがとう」と伝えています。
著者:中村かおり/40代女性・フリーランス。自由に働きながら子育て中のママ。
イラスト:大福
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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