妊娠8カ月のカオリさんは出産を控え、楽しみと不安が入り混じっていました。そんな中、夫・リンヤさんが突然仕事を辞め、起業すると言うのです。「半年だけ待ってほしい」と説得され、カオリさんは応援することに決めました。
ある日、リンヤさんはカオリさんに高級ディナーをサプライズ。自分だけ料理やお酒を楽しんだ後に、「出産頑張って」とメッセージを添えたケーキを出し、カオリさんは怒って帰宅してしまいます。このことを起業仲間のタカギさんに話すと、「配慮がない」と言われ、リンヤさんはカオリさんに謝りました。
そして迎えた出産当日。陣痛に耐えるカオリさんの横でスマホをいじり、助産師さんに注意されたリンヤさん。言われるがままに妻をサポートし、カオリさんは無事男の子を出産しました。リンヤさんは赤ちゃんを抱くと「カオリありがとう」と伝え、涙を流します。
出産で夫婦の絆が深まったはずが…
出産直後、夫が想像していたよりも感動していて、私は意外に思いました。





























































赤ちゃんは「マモル」と名付けられ、カオリさんはさっそく育児に追われています。育児用ミルクを飲んでもおむつを替えても泣きやまず、ワンオペの大変さを痛感。

そんな中、リンヤさんは、目標にしている社長・リョウさんとの飲み会に参加していました。

リンヤさんが「そろそろ帰ります」と言うと、リョウさんは「家族を犠牲にする覚悟がないなら、起業は諦めな」と叱責。

結局、リンヤさんは朝まで付き合うことにしたのでした。

産後はママの体調も万全ではないため、ワンオペでの育児はさらに大変です。そんな中で、仕事とはいえ、重要な商談でもない飲み会へ行く夫も、帰らせない社長も配慮に欠けますね。百歩譲って、早く帰ってくるならまだしも、朝帰りなんて言語道断。目上の立場の人からの誘いだったとしても、夫には父親の自覚を持って、断る勇気を出してほしいですね。
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