婚活を始めてしばらく経つと、気づかないうちに出費がかさんでいることに驚いたことはありませんか？ アプリの月額料金、パーティーの参加費、デート代や服代など、気がつけば「こんなに使ってたの！？」と焦る人も少なくありません。本記事では、みんながどれくらい婚活にお金をかけているのか、そしてその費用をどうやって抑えるかについてわかりやすく解説します。

みんなの婚活、どれくらいお金をかけている？

実際、婚活にかかるお金ってどれくらいなのでしょうか？
 
ナイル株式会社が実施した「婚活に関するアンケート調査」（期間：2023年12月26日から2024年1月2日、対象：2023年に婚活に取り組んだ20～40代の男女1057人）によると、婚活にかかった年間費用の平均は10万4807円という結果が出ています。男女別では、男性が平均11万7041円、女性が平均9万4884円でした。
 
婚活のスタイルによって使うお金は変わりますが、以下のような内訳が多く見られます。

このように、結婚相談所を利用する場合や、婚活を続ける期間が長くなるほど費用もかさみやすくなります。
 

婚活費用がかさむ理由とは？

婚活は「人と会う」ことが前提になるため、どうしてもお金がかかります。特に男性はアプリの利用料やパーティーの参加費があるため、費用が高くなる傾向にあります。
 
また、「良い印象を持ってもらいたい」という気持ちから、服装や髪型、スキンケアなど見た目への投資が増えることもあります。
 
結婚相談所を利用する人は、入会金やサポート費用も含めて、年間で30万～80万円程度かかるケースも珍しくありません。真剣に活動しようとすればするほど、どうしてもお金がかかってしまうのが現実です。
 

婚活にかかるお金を少しでも節約するには？

とはいえ、婚活はお金をかけた分だけ成果が出るわけではありません。次のような工夫で、費用を抑えつつ効率よく活動できます。
 

無料または低額のサービスを活用する

自治体などが主催する婚活イベントやオンライン交流会は、低価格または無料で参加できるものも多くあります。マッチングアプリでは、女性は無料のプランで使えるものや、男性はキャンペーンや紹介コードを使うことで初月無料になるケースもあります。
 

費用対効果を見直す

何となく続けている複数のマッチングアプリ、婚活サイト、イベントはありませんか？実際にマッチングしているかなど効果を振り返り、費用に見合った成果があるのか見直してみましょう。使っていないサービスに毎月数千円払っている場合、それだけで年間数万円の無駄になります。
 

節約デートを楽しむ

「毎回レストランでフルコース」というスタイルだと負担が大きくなります。例えば、公園を散歩したり、無料美術館やイベントに参加したり、気軽なカフェで過ごしたりするのもすてきな時間になります。
 

外見の整え方を工夫する

ブランド服や高額な美容院にこだわる必要はありません。シンプルでも清潔感のある服装を心がけたり、メイクや髪型を少し工夫したりするだけで、十分に印象は良くなります。
 
最近では、低価格でも質の高いファッションや美容グッズも増えています。プチプラコーデやセルフメイクの情報をチェックして、コスパ良く見た目を整えましょう。
 
婚活にかかるお金は“見えないプレッシャー”にもつながりがちなので、無理のない予算で続けることが何より大切です。
 

無理なく続けられる婚活スタイルを見つけよう

婚活にかかる費用は、年間10万円前後が平均とされています。ただし、個人の活動内容や期間によっては、年間5万～80万円程度まで大きく差があります。周囲と比べて焦るのではなく、自分にとって「続けやすく、ストレスの少ない方法」を選ぶことが婚活成功のカギです。
 
お金をかけることも大切ですが、それ以上に「自分らしく」「前向きに」活動できるスタイルを見つけることが、理想のパートナーとの出会いに近づく一歩となるはずです。
 

出典

ナイル株式会社アプリブ婚活に関するアンケート調査（出会いコンパス）
 
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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