【写真】救急に当たる朱羅(松本若菜)と保(佐野晶哉)
松本若菜が主演を務めるドラマ「Dr.アシュラ」(毎週水曜夜10:00-10:54、フジテレビ系 /FOD・TVerにて配信)の第2話が4月23日に放送された。朱羅(松本)が重症となった大黒(田辺誠一)の息子の救命を受け入れる姿が描かれ、かっこよくてしびれてしまった。X(旧Twitter)でも、「緊張感がすごいあるー!」「もう、アシュラ先生がかっこよすぎて……」とコメントが寄せられた。(以下ネタバレを含みます)
■スーパー救命医の活躍をノンストップで描く
本作は、帝釈総合病院救急科を舞台に、どんな急患も絶対に断らない、そしてどんな手を使ってでも絶対に助けるスゴ腕のスーパー救命医・杏野朱羅の活躍をノンストップで描く救命医療ドラマ。こしのりょうによる同名コミック(日本文芸社/全3巻)を原作に、世界観を大切にしつつ連ドラオリジナル要素を加えたエンターテイメント作品で、救命の最前線=“修羅場”に立つ主人公・朱羅を松本が演じる。
朱羅は、どんな患者でも「絶対に助ける」という強い信念を持つスーパー救命医。目の前の患者を救うことだけに心血を注ぐ。生死に関わる修羅場であればあるほど本領を発揮し、時には重症患者2人を同時にオペする神業も披露。その立ち振る舞いから、三面六臂の鬼神・阿修羅になぞらえ“アシュラ先生”と院内では呼ばれている。命の危機を感じ取る能力に優れ、朱羅が「来る」とつぶやくと必ずホットラインが鳴る。
■病院の方針に反し、朱羅は心肺停止の重症患者を受け入れる
帝釈総合病院・救急科。初期研修医の薬師寺保(佐野晶哉)は救急科に配属されて早々、当直につくことになった。不安を隠せない様子の保に看護師の水吉歩夢(荒井玲良)は、この病院では重症患者は受けていないと話す。その方針は院長・不動勝治(佐野史郎)によるもので、医療ミスなどが起きないようにするのが理由だという。その言葉に安堵(あんど)する保だが、歩夢は「でも今日もアシュラ先生いるからね」と意味深な一言を加える。
保が休憩室に行くと、ソファで眠っている救命医・朱羅の姿が。元・救急科科長であり、朱羅にとっての師匠・多聞真(渡部篤郎)が海外へ渡航してからは、多聞の意志を継ぎ孤軍奮闘していた。そんな朱羅の美しさに保が思わず見とれていると、突然、朱羅は目を覚まし「来る!」とつぶやくなり初療室へ急ぐ。保が後を追うと救急隊からのホットラインが鳴る。
朱羅は重症患者も受け入れ、機敏に人命救助に当たる。
■大黒の息子が交通事故に遭い、救急隊から連絡が入る
病院の方針に反して重症患者を受け入れる朱羅に対して、救急科科長の大黒(田辺誠一)は頭を抱えていた。
大黒は朱羅たちに対して、「ここは病院だ、組織だ!上からの命令は絶対なんだよ」と叱責して立ち去っていく。ICUに行こうとした朱羅ははたと立ち止まって「来る」と言う。救急の電話が鳴り、大黒が慌てて戻ると、「自動車暴走による交通事故で小児1名受け入れお願いします」と救急隊員・吉祥寺(猪塚健太)の声が聞こえ、患者の状態を説明する。
朱羅が「連れてきて」と告げると、大黒は保留ボタンを押し、「やめろ。うちで診られる状態の患者じゃない。早く断れ」と言って電話のボタンを押す。朱羅が話さずに睨んでいると「何度言ったらわかるんだ、うちは重症患者は受け入れない方針だ!病院のルールは絶対なんだよ」と大黒は言う。
そこに電話の向こうから「あなた、助けて…翔太が!」と声が聞こえる。大黒が驚いて電話の受話器を取り、「香織か?」と尋ねると「あなた…どこも受け入れてくれないの。翔太が死んじゃう!」と大黒の妻が話す。「翔太が!?」と大黒が驚きの声を上げると、「ねぇ、お願い!助けて!」と悲痛な妻の叫びが聞こえる。吉祥寺が「受け入れ可能でしょうか?」と聞くと「うちに小児外傷を診られる医者はいません…。東王大の救命センターに運んでもらえませんか?」と大黒は頼むが、吉祥寺は近隣の病院はすべて受け入れ不可で、搬送先が見つからないと言う。
「そんな…」と言ったきり、大黒が言葉に詰まっていると、朱羅が受話器を奪って「うちが受け入れる。すぐに連れてきて」と言って電話を切る。「やめろ、ここじゃ助けられない」と大黒が言うと、「あんたの息子でしょ。私が修羅場から必ず救ってみせる」と朱羅は大黒の目を見て、強い口調で言い切るのだった。
強い目力できっぱりと言ってのける朱羅が頼もしく、かっこよくてしびれてしまった。X(旧Twitter)でも、「緊張感がすごいあるー!」「もう、アシュラ先生がかっこよすぎて……」とコメントが寄せられた。
◆構成・文=入江奈々
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