「背中の肉がえぐい…!」2人でする筋膜リリースで、凝りとぜい肉カットに挑戦した結果【体験談】

「背中の肉がえぐい…!」2人でする筋膜リリースで、凝りとぜい肉カットに挑戦した結果【体験談】

4月23日(水) 0:55

寒い時期になると、肩や背中が凝りやすくなる私。そこで、背中や肩甲骨に手を回してマッサージしようとしたところ、ぽてっとしたお肉の感触。「あれ? 以前にはなかったお肉がなぜ?」と、ハッとしました。凝ると血流が悪くなり冷えからぜい肉が付きやすいと聞いたことがありました。最近体重も増えつつあったし、「後ろ姿は年齢が出やすい」という言葉が不意に頭をよぎりました。
背中の凝りとぜい肉が付いた現状にドキッ
寒い時期になると、どうしても肩をすくめたり背中を丸めたりして力が入ってしまい、その部分が凝りやすくなります。「凝っているな~」とわかっているので、肩甲骨を寄せたり背中の辺りを軽く上下に動かすと、ゴリゴリしていると感じたり、たまに筋がピキッと痛んだりすることがありました。そこで、背中や肩甲骨に手を回してやさしくマッサージしようとすると、手でつかめるほどのぜい肉の存在にショックを受けました。

「凝りもぜい肉もどうしよう」と思っていると、タイミング良く市がおこなう「筋膜リリース」無料体験の情報を知り、受けてみることにしました。

私は、以前にも筋膜リリースに興味を持ったことがあり、筋膜リリースに使うフォームローラーを購入していました。筋膜リリースは凝りをほぐし、血流を良くさせて代謝を助け、ダイエットにも有効と聞いたことがあります。筒状のフォームローラーを凝った部分に当てて転がすように使用すると凝りをほぐしてくれます。一番気になる背中にフォームローラーをコロコロすると、私は凝りがひどいせいか若干痛さがあるので、最近はさぼりがちでした。しかも専門的な指導を受けたわけでなく、ネットで使い方を検索して自己流での実践だったので、一度しっかりと指導を受けたいと思っていました。
筋膜リリース体験を受けてみた
体験ではまず説明があり、「筋膜」とは筋肉や内臓など体の組織の表面を包み、全身に張り巡らされたボディースーツのようなもの。「リリース」とは「解放」を意味し、筋膜の縮みやねじれを解放することだそうです。

次にフォームローラーを使った実践がありました。筋膜の縮みやねじれは、悪い姿勢や同じ姿勢で長時間いることで筋肉が固まり、筋膜の自由度が失われていくせいで起こるのだそうです。まさしく私の背中だと思いました。

インストラクターの方いわく、基本はほぐしたい部分にフォームローラーを当ててコロコロするのですが、注意点は1カ所につき90秒ほどで、気持ちが良いからと言って長時間続けないことだそうです。

私はインストラクターの方に「フォームローラーを背中に当てると痛いことがあるんです」と相談すると、アイテムを使わない筋膜リリースを教えてくれました。

1つ目は、2人1組になって互いに背中合わせに座り、相手と自分の手の指を1本1本絡めるようにして手をつなぎ、左右片方ずつ手を上げ下げして肩甲骨をほぐす方法です。2つ目は、2人が同じ向きで前後に座り、前に座っている人の肘辺りか、いけそうな場合は手首をつかんでゆっくり後ろに引いていきながら、肩甲骨の間の部分を足のつま先でちょこちょこもんでほぐす方法です。私もインストラクターの方にやってもらうと、背中側がとても気持ちが良く、肩回りの可動域が広がったように感じました。
親子のスキンシップの時間
新たに知った2人1組でおこなう筋膜リリースを、早速家で娘にしてあげました。やり方を知らない娘に教えながらの実践です。

背中合わせになって娘と私の手の指を1本1本絡めるように手をつなぎ、片方ずつゆっくりと腕を上げ下げしました。中学生の娘と背中合わせで、背中を触れ合うことなんて久しぶりでとても新鮮でした。娘の背中の大きさや、腕の重さなどを感じ、大きくなったなぁと思いました。

そして娘の後ろに同じ向きで座り、娘の腕を引きながら肩甲骨の間を足のつま先でちょこちょこもみほぐすと、娘が「痛いけれど気持ち良い、もっと上。今度はもう少し下」と、もみほぐしてほしいところを指示するのです。

最後に娘の肩をやさしくトントンして、肩から腕に向かってなで下すようにさすってあげると、「すごく気持ち良いから、またやってね」と、次の約束をされ、今度は交代で娘が私にしてくれました。その様子をジッと見ていた中学生の息子。何やらモゴモゴしている様子で、私から「やってほしいの?」と聞くと、恥ずかしそうに「う、うん」と小さな声で答えました。スキンシップを嫌がる時期だと思っていましたが、息子にも同じようにしてあげると、案外うれしそうにしていました。
まとめ
筋膜リリース体験を受けて、10代の若い子たちでも凝りを感じていることも驚きでした。1人で黙々とおこなう筋膜リリースより、親子でスキンシップを楽しみながらできる筋膜リリースのほうが、しばらく続けられそうです。実際に筋膜リリースを続けていると、以前よりも肩回りの動きが良くなってきたように感じており、少しだけ肩が軽くなったような気がします。凝りをほぐしながら、血行を良くして余分なぜい肉も徐々に減らしていけたらうれしいです。

【鞆先生からのアドバイス】
背中のぜい肉が突然付くことは考えにくく、筋肉の凝りが原因で背中のぜい肉が付いたように見えることがほとんどです。また、フォームローラーを使ってマッサージする際には、やり過ぎると筋肉がさらに硬くなってしまうことも。週に1度くらいの頻度で、刺激が強くならないようやさしくおこないましょう。



※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

著者:泉カンナ/40代。子ども2人を育てる母。40歳を過ぎても美しい女性でありたいと強く願う私。外見はもちろん内面に関しても楽しいこと&うれしいことをして日々笑顔で過ごしていきたい。
イラスト/sawawa

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年2月)

監修者:医師 医療法人友広会 整形外科ひろクリニック 鞆 浩康 先生 医療法人友広会 整形外科ひろクリニック 院長。日本体育協会公認スポーツドクター、日本医師会認定産業医、日本オリンピック委員会強化スタッフも務める。高知医科大学医学部を卒業後、岸和田徳洲会病院や大阪市立大学附属病院で経験を積む。手技療法に強い関心を持ち、2004年12月24日にオルソグループを設立。「医療と健康を通じて、笑顔と元気を届ける」という理念のもと、「究極の医療グループ」を目指して活動している。


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