尾関彩美悠はドライバーと同じスイングでUTを打つ! 「UTで打ち込むとミスしやすいんです」【本人解説】

UTを多用する尾関彩美悠にその理由と打つコツを聞いた(撮影:福田文平)

尾関彩美悠はドライバーと同じスイングでUTを打つ! 「UTで打ち込むとミスしやすいんです」【本人解説】

4月16日(水) 2:45

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トッププロのセッティングを見ていると、5Iを抜いて、UTを入れるというのが主流になりつつある。また、女子プロやシニアプロの中には、6Iや7Iを抜いて6U、7Uを使用するプロが急上昇中。今回は、6Iを抜いて6Uを入れている尾関彩美悠にその理由と打つときのコツを聞いた。



【連続写真】ドライバーと同じように払い打つ! 尾関彩美悠のUTスイング




ラフからはUTの方が球が上がりやすいし、アイアンよりも強い球が出ます。私は深いラフに入ったときのことを考えて6Iよりも球が上がる6Uを入れています。

アイアンはダウンブローに打ちますが、UTはシャフトよりフェースが前に出ているため、上から打ち込むと刃から当たる。また、UTで打ち込もうとすると、ミスが出やすくなるので払い打ちのイメージです。

重心が深いUTは、ソールを滑らせるように払い打つ方が球が上がります。また、ドライバーと同じように払い打つ軌道で振れるから、スイングを変える必要がないのもメリットだと思いますね。

ポイントは、アドレスとフィニッシュ。アドレスはハンドファーストでなく、シャフトを真っすぐに構えます。また、スイングの際は、構えた位置にヘッドを戻すイメージで振るといいでしょう。

2つ目のポイントであるフィニッシュでは、ドライバーのようにシャフトが体に巻き付くまで振り切らないことです。ピンを狙うアイアンやUTでは、方向性重視で小さめのフィニッシュを意識。手元は左耳ヨコくらいに収めます。フィニッシュで自分の視界にヘッドが入らないようにするのが、ひとつの目安です。


■尾関彩美悠
おぜき・あみゆ/ 2003年生まれ、岡山県出身。2021年のプロテストでは1位合格し、ルーキーイヤーの2022年に初優勝を飾る。今季はツアー2勝目を目指す。JFEスチール所属。



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