2児の母のイルカさんによる、舞台女優さんの体験談を描いたマンガ。新米女優のミサキの役は、セリフのないカボチャでしたがひたすら稽古に励みます。舞台初日を迎え、チケットを手売りしていると2人組の男に絡まれますが、それに気付いた男性が助けてくれました。しかも、チケットを購入して舞台を見に来てくれるとのこと。舞台が始まる前にミサキは、監督の愛人であり今回の主役を務める先輩女優のマイに、「頑張ってください」と声援を送ります。

ミサキが「頑張ってください」と伝えると大きなため息をついた先輩女優のマイでしたが、芸能関係者に同じ言葉を掛けられたとき、「ありがとうございます。頑張るって言葉大好きなんです！」と。そんな姿を見てしまったミサキは、自分がマイから嫌われていることを確信します。

そんな中、いよいよ本番の時間！ ミサキを助けてくれた男性も舞台を見守る中……。
不意打ちすぎる展開に思わず…


















































いよいよ舞台の幕が上がります。

ミサキを助けた男性は、ミサキの出番を楽しみに鑑賞。
シンデレラでもない、継母でもない、イジワル姉妹でもない……
もしかして魔法使い役？

そこにカボチャ役としてミサキが！
男性は、予想外のことに思わず吹き出してしまいます。

カボチャ！？ アイツ、カボチャ役なの！？
オモロすぎだろ……ダメだ！ 笑うな！ 耐えろ！
不意打ちすぎて、男性は笑いが止まりません。

しかし、真摯（しんし）にカボチャ役を演じるミサキの姿にだんだんと心を打たれます。
終演後は、カーテンコールでのミサキの笑顔に釘付けになってしまったのです。

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ミサキの出番を心待ちにしていたら、まさかのカボチャ役で思わず吹き出してしまった男性。でも、最後には懸命にカボチャ役を演じる姿に心を打たれている様子でした。一生懸命に何かに取り組む人の姿って、感動を生みますよね。

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著者：マンガ家・イラストレーター イルカ

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