【漫画】クラスのマドンナと陰キャ男子が急接近?実は人気配信者の主人公に「早く告白しろ!」と反響続出
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回取り上げるのは、漫画家の木村ぴこりーのさんの作品『陰キャでぼっちな俺が実は配信者で 隣の席の女子に激推しされる話』だ。
同作は、クラスのマドンナと実は配信者の陰キャが仲を深める様子が描かれた一作で、木村さんのX(旧Twitter)にポストされると3.3万もの「いいね」が寄せられている。そこで作者の木村さんに、同作を描いたきっかけについて話を伺った。
■人気配信者の正体はクラスの陰キャだった…
ある日、いつもクラスの中心で輝く女子「天野 羽音(はのん)」は、唐突に陰キャである「陰山」に「ねえ今日 うちに来ない?」と声をかける。まさかの事態にクラスメイトは「お前が釣り合うわけないじゃないか」と騒ぎ立てるも、「誤解です」と弁明する羽音。
というのも、もともと陰山が携帯電話で、登録者数30万を超える都市伝説系トーク配信者「もふもふパンケーキ」を視聴していたところ、それを見ていた羽音が「もしかしてもふもふパンケーキ見てる?」「私もめっちゃ見てるよ」と声をかけたのだった。お互いに“もふパン”のファンと分かったことで、羽音は陰山に“推し壇”を見せたくなって自宅に招待したのだった。しかし“もふパン”の正体は、羽音と目の前で喋っている陰山だったのだ。
そして、羽音の家に到着し、陰山は「いいか わきまえろ」「天野が見ているのはあくまでも推しの姿なんだから」と自身に言い聞かせ…。羽音と陰山の様子に対し、読者からは「羽音が可愛すぎる」「続きが気になって仕方ない」といった反響が上がっていた。
■推し活とラブコメを組み合わせたのが物語誕生のきっかけ?
――『陰キャでぼっちな俺が実は配信者で 隣の席の女子に激推しされる話』を創作したきっかけや理由があればお教えください。
もともと「推し活」という文化が面白いなと感じていて。そこに「推し活と恋愛との間にジレンマがある」という話を聞いたことで、さらに興味深く思ったのがきっかけです。私はラブコメ漫画が好きなので、ラブコメでこのテーマを扱うとしたら推しとクラスメイトという設定がいいなと思って、この作品が生まれました。特に今の時代は、ネットの世界と現実が交差することが増えてきているので、そういう要素を漫画で描けたら面白いかなと考えました。
――描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあれば教えてください。
主人公の陰山くんが陰キャとしてのリアルな葛藤を抱えながらも、配信では別の顔を持っているという点が彼の魅力でありポイントです。また、ヒロインの羽音の熱量も見どころで、彼女の“推し活女子っぷり”にはこだわりました。
――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共に教えてください。
主人公がヒロインの夢を守るために正体を明かしてはいけない!と決意するシーンですね。この決意こそが彼のキャラクターを主人公たらしめていて、「バレたら終わる」というスリル感と、羽音にとって「もふパン」は神聖な存在であり、その正体が「隣の席の陰キャ」と知ったらどうなるか…という危機感を提示していると思います。
――主人公が行っている配信ですが、作者の木村さん自身は配信者として活動してみたいと思ったことはありますか?
まだやっていませんが、興味はあります!自分は作業中にラジオ感覚でトーク系のチャンネルをよく聴いているんですが、最近は漫画家さんもよく作業配信をやっているので、そのうち自分も挑戦してみたいですね。
――今後の展望や目標をお教えください。
これまで数年間SNSで漫画を描き続けてきて、たくさんの方々に支えられながら創作を続けてきました。これからは、もっと魅力的な作品を定期的により多くの人に届けるために、商業的な活動にも参加していきたいと考えています。
現在、新しい作品の準備も進めており、今年中にお届けできるかもしれません。まだ詳細は公開できませんが、今までとは違った形で楽しんでもらえるような展開を考えています。また、今作『陰キャでぼっちな俺が実は配信者で~』の続きもXで投稿予定なので、気になった方はぜひフォローしてチェックしてもらえたら嬉しいです!
――読者へメッセージをお願いします。
いつも応援ありがとうございます! 皆さんからのコメントが創作の大きなモチベーションになっています。これからも面白くて元気になれるラブコメ作品を目指して描いていくので、引き続きよろしくお願いします!
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