4月2日(水) 19:40
まずはiPhoneとAndroidの違いについていくつか見ていきましょう。
iPhoneはApple独自のOSであるiOSを採用しており、統一されたデザインと操作性が特徴です。一方、Androidはメーカーごとにカスタマイズされており、機種によって使い勝手が異なります。
iPhoneユーザーの中には、iPhoneの使い勝手が気に入っている人や、操作やデザインを変えたくないという人も多くいるでしょう。
一方、Androidはホーム画面やアプリの配置、ウィジェット、サードパーティーのランチャーなどを、ユーザーが自由にカスタマイズできます。また、さまざまな機種から自由に選択できます。カスタマイズ性や自由度の高さを重視してAndroidを選ぶ人もいるでしょう。
一般的に、iPhoneのセキュリティレベルは高い水準です。顔認証機能や指紋認証機能は高い精度を持ち、かつ素早く認識するため機能性が高いといえます。
一方、Androidはセキュリティレベルが高い機種もありますが、そうではない場合もあります。セキュリティレベルや方法は機種によってまちまちで、顔認証や指紋認証が搭載されていない場合もあります。
iPhoneとAndroidの価格を比較すると、AndroidよりもiPhoneの方が高いのが一般的です。もちろん機種やキャリアにもよりますが、SoftBankのホームページを見ると、多くのAndroidは数万円から購入できますが、iPhoneは一部をのぞいてほとんどが10万円以上します。
では、実際に16万円のiPhoneは3万円のAndroidの「5倍」の価値があるのでしょうか? 結論としては、「使い方次第」です。
例えば、普段の使い方がネットを検索したりSNSを使用したりする程度であれば、iPhoneでもAndroidでも使い勝手に大差はありません。そのため、このような使い方をする人にとっては、5倍の価値はないといえるでしょう。
一方、iPhoneは全体的に高性能なため、機種選びでの失敗リスクが低い傾向にあります。一度iPhoneにした場合、後継機種でも使い勝手は変わらないため、安心して利用できるでしょう。
また、iPhoneはApple製品との互換性に優位性があります。iCloudで写真やメールなどを、AirDropでファイルを、ほかのAppleデバイスと共有することが可能です。また、高いセキュリティで安心できます。
このような、機能や性能に強い魅力を感じる人にとっては、価格差以上の価値を見いだすこともあるでしょう。
スマホ選びは「自分にとって何が必要か」を考えることが重要です。16万円のiPhoneが必要な人もいれば、3万円のAndroidで十分な人もいます。実際に使ってみて、自分のライフスタイルに合ったスマホを選ぶことが、一番コストパフォーマンスが高いと言えるかもしれません。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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