ディカプリオ、P・T・アンダーソン監督と念願の初タッグ作のフッテージを披露

ディカプリオ、P・T・アンダーソン監督と念願の初タッグ作のフッテージを披露

4月2日(水) 10:00

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レオナルド・ディカプリオが、長年コラボレーションを熱望していたポール・トーマス・アンダーソン監督との初タッグ作「ワン・バトル・アフター・アナザー(原題)」の映像を初披露するため、映画業界最大のイベント「シネマコン」に登場した。映画業界の祭典は興行主の業界団体「シネマユナイテッド」(旧全米劇場所有者協会/NATO)が主催し、メジャースタジオの年間ラインナップ発表が注目の的となっている。

ディカプリオは、ワーナー・ブラザースのプレゼンテーションに登壇し、「ポールと仕事をしたいと20年以上思っていた。彼は私たちの時代で最もユニークな才能のひとりだ」と、「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」や「マグノリア」で知られる巨匠監督への敬意を表した。

本作は、16年ぶりに再浮上した宿敵から娘を救うため、かつての革命家グループが再結集するというスリリングな物語。ディカプリオは「フレンチ'75」という組織の元メンバー、ボブ・ファーガソンを演じる。公開されたフッテージでは、バスローブ姿で電話ボックスから暗号めいた通話をするボブの姿や、「ビバ・ラ・レボリューション」と叫ぶ印象的な場面が映し出された。

この作品はトマス・ピンチョンの1990年の小説「ヴァインランド」に着想を得たとされており、アンダーソン監督にとっては2度目のピンチョン作品の映画化となる。14年には同作家の小説「LAヴァイス」を原作とした「インヒアレント・ヴァイス」を手がけ、ホアキン・フェニックス主演で70年代のロサンゼルスを舞台にしたヒッピー探偵の物語を独自の視点で描き出している。

ディカプリオは「この映画で、彼は政治的、文化的に私たちの精神の底に潜んでいるものを引き出しました。即興で演じ、自分自身のキャラクターを作り上げることができた。彼の俳優との仕事の仕方はとてもユニークで比類ないものです」と、アンダーソン監督の斬新な演出手法を称えた。

共演陣もベニチオ・デル・トロ、ショーン・ペン、テヤナ・テイラー、チェイス・インフィニティ、レジーナ・ホール、アラナ・ハイム、ウッド・ハリスら豪華布陣。アンダーソン監督とディカプリオという二大巨頭のコラボレーションに、映画ファンの期待が高まっている。

「ワン・バトル・アフター・アナザー(原題)」は、9月26日に全米公開予定。

【作品情報】
インヒアレント・ヴァイス

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Photo by Gilbert Flores/Variety via Getty Images
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