【第1話】から読む。
前回からの続き。私はツツジ。夫ケイタと夫婦2人で暮らしています。私は結婚してからも実家の近くに住み、よく顔を出しては手伝ってきました。お米が店頭から消えてしまったあの日。私たちは車で産地までお米を買いに行って、実家にじゅうぶんな量を届けました。しかし2週間ほど後、母から「お兄ちゃんに全部持っていかれたからまたちょうだい」と連絡が。兄に電話で抗議したところ、「母からお米を引き取ってくれと頼まれた」と言われ……?
兄は「またツツジに買いに行かせるくらいなら返すよ」と言ってくれました。けれど私はショックです。兄の言葉が事実なら、母は私の労力なんてなんとも思っていないのです。週末、実家に向かった私と兄はあらためて母に事情を聞きました。
兄や父の言葉を聞いているうちに、だんだん悲しくなってきました。たまたま買えた貴重なお米、私だって遠くまで取りに行ったし簡単に手に入ったものじゃありません。感謝してほしいとは思ってはいなかったけれど……虚しさが襲います。
母はおそらく、家族それぞれに都合のいいことを言っていたのでしょう。兄には会いに来てもらうため、私にはまたお米を買わせるため、そしてその状況について父に違和感を抱かせないようにと……。質問ぜめにあった母は、観念して自分が嘘をついたことを認めました。
母は兄に会いたいというただそれだけのために、私がわざわざ届けたお米を利用したのです。私のことなどどうでもいいのでしょう。これまで実家の近くに住んでいろいろと手助けしてきたことはなんだったのか……。まるで気持ちを踏みにじられたような思いです。
【第4話】へ続く。
原案・ママスタ脚本・motte作画・りますけ編集・井伊テレ子
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