ママタルト檜原のヒューマンマスターっぷりに宇宙人読者もビックリ!/ママタルト檜原の楽しみ日記

ママタルト檜原の楽しみ日記/撮影=千葉タイチ

ママタルト檜原のヒューマンマスターっぷりに宇宙人読者もビックリ!/ママタルト檜原の楽しみ日記

3月31日(月) 8:55

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ママタルト檜原の楽しみ日記
【写真】「ヒューマンマスター」と呼ばれてしまう可能性もあるママタルト檜原さん

「M-1グランプリ」にて2022年から2年連続で準決勝に進出し、2024年には悲願の決勝進出と着実に認知度を高めているお笑いコンビ・ママタルト。独特な言い回しの長尺ツッコミが癖になるツッコミ担当・檜原洋平さんは、持ち前の陽気な性格とハッピーオーラで笑顔を届けるご機嫌ボーイです。「ママタルト檜原の楽しみ日記」では、そんな檜原さんの生活にある“お楽しみ”を皆さんにおすそ分け!

■第9回「タバコ」

第9回の更新です。

こんなことを書いたら読者のみなさんが僕のことを、「芸人」ではなく人間を極めた者「ヒューマンマスター」と呼び始めてしまうかもと思って少し悩んだんですが、そうなったらそうなったで仕方ないという覚悟でお伝えさせていただきます。

実は僕、東京マラソンが終わってからも2週に1回のペースでジョギングをしています。

(ここで読者のリアルタイムの反応を紹介)

大阪の読者「は?なんでそんなことができるんや…あ!(加湿器のタンクに注いでいた水が溢れている)」

福岡の読者「なんちゅう人間ばい…!あ!(レジの列がかなり進んでいて、自分の前にスペースができている)」

茨城の読者「それはさすがにやばすぎるっぺ…!あ!(駐車場を歩いていて、自分の車を停めていた場所をはるかに通り過ぎている)」

イタリアの読者「なんだこのブラボーなムッシュは…!あ!(さっき見た時は4人で8切れあったピッツァが、自分はまだ食べてないのにあと1切れになっている)」

宇宙の読者「この地球人すごいピピ!意味が分からないパピピ…!プ!(UFOの底のフタがしっかり閉まっていなくて、誘拐した牛が宇宙に放たれている)」

これは迷惑をかけてすみません。驚かせすぎてしまいましたね。

この前はいつもの皇居ランメンバー(Aマッソの加納さん、どんぐりたけし、Gパンパンダの星野くん)に加えて、しょっちゃん(前の相方、相当なスタンダップコメディアン)とZAZY(変態な格好で人前に出ることで喜びを感じるしゃくれ)の2人も一緒に皇居周りを走る日がありました。そこで気味の悪い出来事があったので共有させてもらいます。

皇居周りは一周5kmなんですが、スタートしてすぐZAZYが少し速いペースで僕たちの集団から抜け出し、そのまま見えなくなり、1人でゴールしたのです。あれは気味が悪かった。

「俺とは一緒に遊んだりとかまでが限界と思いや。俺となにか大きな仕事を一緒にするのは、やめたほうがいいで」

もし漫画なら、夜空に浮かぶZAZYがこのセリフをしゃべっているに違いない。そう思った夜でした。

今回のお楽しみはタバコ。

僕がタバコを持つようになったのは25歳の頃です。当時サンミュージックに入ったばかりで、先輩の単独ライブを若手20人くらいで手伝うというイベントがよくありました。

そこであったのが、「今、手があいてる人、4人くらい手伝いにきて」と声がかかったら手があいてる4人がピクミンのように出動してイスを運んだり会場に届いた花を並べたりするシチュエーションでした。

僕はそのシチュエーションを観察していると、かなり重要なことに気がつきました。「手があいてる人きて」と言われた時、タバコを吸っている人はタバコを吸っていて忙しいから誰も出動していなかったのです。

それに気づいた瞬間、僕はタバコを始めました。

すぐにコンビニに行って、当時のアルバイトの店長が吸っていたパーラメントというタバコを買ってみました。パーラメントは長いので、普通のタバコよりも忙しくいられる時間が長いのです。

タバコを始めてからというもの、「とりあえず全員きて」というような大量のピクミンを必要とする作業以外はずっと喫煙のできる部屋にいて、ほとんどの作業を「出遅れたか…!」みたいな雰囲気を出してスルーできるようになりました。

不均衡に気づいた非喫煙者がときおり喫煙部屋に注意にくることもありましたが、そんな時はその非喫煙者を麻雀アプリ「MJ」のローカル対戦に誘うことで仲間に取り込み、麻雀をやっていて忙しいという理由で作業をスルーする快感を脳みそに植え付けて味方化することに成功していました。

タバコを始めてすぐの僕は、ある時タバコを吸い続けていると頭がクラクラしてくることに気がつきました。それはいわゆるヤニクラという症状で、普通にインフルエンザで終わってる時くらいしんどくなりました。

鏡を見ると明らかに顔が青白くなっていて、何度もトイレにツバを吐きに行きました。するとマネージャーさんが「大丈夫か」と気を遣ってくれ、会場の外のベンチに休みに行かせてくれたりしました。

この情報を喫煙部屋に持ち帰ると各所から「いいねえ」の声があがり、ヤニクラが流行しました。タバコを吸ってサボり、ヤニクラの回復でもサボれるという二毛作の発明は、当時の手伝い業界に大きなインパクトを与えました。

現在も当時のなごりから月に8〜9本ほどみんなといる時にタバコを吸うことがあり、優雅な日々の演出に一役買っています。最近は芸歴も長くなってしまって手伝いに行くことはなくなったのですが、またいつか先輩のライブの手伝いに行ってそれをサボりたいです。



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