3月31日(月) 2:40
婚約指輪は、エンゲージリングとも呼ばれており、婚約の証しとしてパートナーへ贈るものです。なお、婚約指輪(エンゲージリング)は、エンゲージメントリングともいい、エンゲージには「約束」などの意味があります。
婚約指輪を渡す文化は、昔から続いているものですが、現代では次のような理由も兼ねて多くの人が婚約指輪を渡しているようです。
・結婚を形で示せる
婚約指輪は、結婚したいという意思や結婚することを形で示すものです。婚約指輪を身につければ、自分たちの結婚への意識が高まるだけでなく、結婚することが周囲に伝わる可能性があります。
・記念になる
今では少なくなりましたが、結納の場で記念として婚約指輪を渡したり、披露したりすることもあるようです。また、そのような改まった場を設けない場合にも、婚約指輪は1つの節目としての記念になるでしょう。
かつて「婚約指輪は給料3ヶ月分」といわれていた時代もありますが、現在の相場はどのようになっているのでしょうか。株式会社リクルートの「ゼクシィ結婚トレンド調査2024首都圏」によれば、婚約指輪にかける平均予算は39万円です。
なお、年代やエリアによっても相場は異なる傾向があるようです。また婚約指輪の価格は、基本的に「ダイヤモンドのサイズ」「リングの素材・使用量」「細工技術の高さ」で変動するといわれています。ブランドの価値が価格に含まれることもあるでしょう。
婚約指輪を検討する際「2人の婚約の記念に、なるべくよいものを贈りたい」と考える方も少なくないでしょう。現在、婚約指輪で人気の高級ブランドには、どのようなものがあるのでしょうか。
純白のリボンがかけられ、ティファニーブルーという名称がつくほど有名なブルーのボックスに納められたティファニーのリングは、多くの女性の憧れといえるでしょう。
創業者が考案したリングは「キングオブダイヤモンド」と称されており、ティファニーセッティングと呼ばれるデザインも人気の秘訣(ひけつ)といわれています。
ティファニーの指輪は、価格の幅が広く、一般的な平均予算である20~30万円台でも購入可能できると考えられます。
憧れる女性が多いシャネルは、婚約指輪でも人気のブランドとされています。ガブリエル・シャネルの愛したキルティングモチーフやカメリアの花、リボンなどシャネルを象徴するモチーフが施された指輪は、他のブランドにはない唯一無二の存在感を持ちます。
なお、キルティングモチーフが印象的な「ココ クラッシュ コレクション エンゲージメントリング」は、69万4100円(税込み)です。
キング・オブ・ジュエラーと称されるルイ=フランソワ・カルティエが創業したカルティエの婚約指輪には、ブランドならではの厳しい基準をクリアした上質なダイヤモンドが使用されているようです。
価格相場としては、50万円程度から幅広く取り扱われています。
プロポーズで婚約指輪を贈るのは、婚約を形にするだけでなく、2人の思い出としてもよい贈り物だと考えられます。平均予算である39万円を目安にしつつも、自身の無理のない金額で決めるようにしましょう。
株式会社リクルート ゼクシィ首都圏ゼクシィ結婚トレンド調査2024首都圏
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CHANELココ クラッシュ コレクション エンゲージメントリング
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執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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