「ブリジット・ジョーンズの日記」シリーズの第4弾『ブリジット・ジョーンズの日記 サイテー最高な私の今』(4月11日公開)。本作より、ブリジット愛が止まらない特別映像が解禁となった。
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恋も仕事も友だちも、自分のための時間も全て大事な30代女性の等身大の姿をコミカルに、そしてロマンティックに描き、日本を含めて世界中の女性たちの共感を集めた『ブリジット・ジョーンズの日記』(01)。シリーズの全世界における興行収入は累計8億ドル(※Boxofficemojo調べ)を超えている。製作は『ノッティングヒルの恋人』(99)、『ラブ・アクチュアリー』(03)、『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』(13)、『イエスタデイ』(19)など恋愛やロマンティック・コメディ、人生ドラマの数々の名作を世に送りだしてきたワーキング・タイトル・フィルムズが務め、シリーズ第1作でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされた演技派のレネー・ゼルウィガーが、アラフィフに突入した主人公ブリジット・ジョーンズを再演する。
2月13日から北米では配信で、インターナショナルの一部マーケットでは劇場での公開がスタートし、世界中を共感と感動の渦に巻き込んでいる本作。このたび、ヒュー・グラントをはじめとする「ブリジット・ジョーンズ」を愛するキャスト&スタッフ総出でゼルウィガーのカムバックを祝福する特別映像が解禁となった。
前作から9年ぶりとなる最新作でアラフィフとなったブリジットとして舞い戻ったゼルウィガーが「ブリジットは私の宝物よ。彼女の人生の節目にはあの世界に戻らなきゃと思う」と喜びにあふれる表情で語る様子も収められ、1999年からブリジットと共に歩き始めた彼女と同じ時代を生きてきたシリーズファンの心を熱くする。
ゼルウィガーが「私自身の数十年と人生経験の記録でもある」と語るように、「ブリジット・ジョーンズの日記」シリーズでは、30代、40代という人生の大切な一節を、彼女自身を通して等身大の姿で描き出してきた。その想いは1作目から共演してきたキャストたちにとっても同じであり、ブリジットを惑わし続けてきた色男ダニエル役のグラントは「“勝手知ったるなんとやら”だね」とシリーズへの愛の深さを覗かせる。ブリジットのシングル時代を共に駆け抜けてきた親友シャザ役のサリー・フィリップスは「レネーあってのブリジットですよ」と心からのリスペクトを表し、3作目にブリジットと共にシングルライフを謳歌する年下同僚ミランダ役として参加したサラ・ソルマーニも「私の俳優人生の中でもレネーとの共演は特に印象深い。感情移入させる演技と笑いのセンスがずばぬけてる」と自身のキャリアでの存在の大きさを明かす。
物語に新たな風を吹き込むキャストたちもまた、レネーが魅せる“ありのままのブリジット”の虜であり、ブリジットが新たに出会う29歳の年下男子ロクスター役のレオ・ウッドールは「レネーと彼女のエネルギーはみんなを魅了する。完璧な座長ですよ」と熱く語ると、大きく朗らかな笑い声であたりを包むレネーの撮影裏の姿が映し出される。ブリジットの息子ビリー役のカスパー・クノプフと娘メイベル役のミラ・ヤンコヴィッチもそんなゼルウィガーが大好きで、「優しくて親切で温かくて面白い」とまくしたてるヤンコヴィッチをクノプフが「全部言うなよ」と突っ込む場面もあり、まるで本編から飛び出したような愛らしさを見せている。さらに、ビリーの学校の生真面目な先生ウォーラカー役で25年間愛され続けるブリジットと真正面から向き合ったキウェテル・イジョフォーは、「誰もが共感できる人物を作り上げた。卓越した演技力の持ち主だ」とし、ゼルウィガーだからこそブリジットが世界中で愛されるキャラクターになったと讃える。
製作陣にとってもゼルウィガーは特別な存在であり、本作でシリーズに初参加となるマイケル・モリス監督は「いともたやすくやってのけるんです。イギリスに降り立った瞬間からブリジットだった」とアメリカ人女性である彼女がイギリス人女性を完璧に演じ切る特異性に圧倒されたことを、製作のジョー・ウォレットも「レネーの口から発せられるのはブリジットの本音だけです」とゼルウィガーとブリジットが深いところで結ばれていることをそれぞれ伝える。かかわる人々を魅了してやまないゼルウィガーはブリジットを改めて語って見せ、「すごく前向きな人ですよ。少しドジだけどとにかくやってみる。その姿勢が歩き方や言動に現れて、愛らしさが全身からあふれてる。ああ、本当に大好き」とブリジットへの愛で胸をいっぱいしながら、映像を締めくくっている。
最愛の夫マーク(コリン・ファース)を失いシングルマザーとして育児と仕事に奮闘するブリジット。深い悲しみを抱えながら再び人生の扉を開こうと立ち上がる彼女をどんな結末が待っているのか。愛する家族、大切な友人たち、新たな出会い、それらすべてを抱きしめてポジティブ全開で突き進むブリジットを描く『ブリジット・ジョーンズの日記 サイテー最高な私の今』に期待してほしい。
文/平尾嘉浩
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