「RRR」のN・T・ラーマ・ラオ・Jr.が主演する「デーヴァラ」、NTR Jr.演じる主人公ヴァラが暴れまわる巨大鮫を操り、命がけの激しい海中アクションを繰り広げる姿を収めた本編映像と、来日したNTR Jr.が水族館を訪れ、本物のサメと対面した写真が公開された。

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本作は、全世界興行収入約90億円を達成し、「RRR」に次ぐNTR Jr.史上2番目のメガヒットを記録。力だけが支配する無法の海と大地を舞台に、荒ぶる波を越え、巨大鮫を操る海の勇者・デーヴァラの伝説を軸に、壮大な物語が展開される。

1996年、クリケットのワールドカップを控えたインドに衝撃が走る。巨大犯罪組織による破壊工作の情報を得た警察本部は、それを阻止すべく作戦を開始。犯罪組織のリーダーを追って、特別捜査班が凶悪な密輸団の巣窟として恐れられていた“赤海”と呼ばれる村へと向かう。困難を極めた捜索の末、捜査班は十数年にわたって凄惨な抗争が続くその土地で、愛と正義を貫いたデーヴァラという英雄とその息子の血塗られた伝説を知ることになる。

公開された映像は、ヴァラが暴れまわる巨大鮫の胸ビレに強くしがみつくシーンからスタートする。人間VS.鮫…圧倒的に劣勢かと思いきや、縄を手にしたヴァラは鮫の背ビレをガッチリ掴み、なんと馬乗りに！なおも暴れる鮫を物ともせず、殺気立った表情を浮かべたヴァラの迫力は鬼神そのもの。音楽監督のアニルド・ラヴィチャンダルがヴォーカルを務める「Fear Song」が流れる中、そのまま勢いよく海から飛び出した先に待つのは、激しいアクションシーンとは対照的にも感じられる幻想的な大きい満月。美しい絵画のようなカットを挟んだ後、海の中に戻ったヴァラは巨大鮫を手懐け、ついには縄で操りながら、ある誓いに背いた者たちの始末を続けるのだ。なぜ彼はそんなことをするのか――真相が気になる映像だ。

NTR Jr.は来日に合わせて、しながわ水族館を訪問。初めて近距離で本物の鮫を見たNTR Jr.は「最高でしたね。『デーヴァラ』の鮫はVFXだったから、本物の鮫の迫力はヤバかったね！近くで歯を見たときに、これ以上はちょっと寄りたくないなと思いました」と素直な気持ちを明かした。また、対面した鮫がシロワニだったことに対し、「英語名がサンド・タイガー・シャークなんでしょう？なんてピッタリなんだろう！僕は昔、ヤングタイガーって呼ばれていたし、海岸のシーンが多い『デーヴァラ』には砂がよく出てくるしね！」と意外な共通点があったことを楽しそうに教えてくれた。「デーヴァラ」は公開中。

【作品情報】
・ デーヴァラ

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