【写真】蝶野雛を意識したヘアスタイルの森田ひかる、アテレコで“宣伝大使”の実力を見せつける
櫻坂46の松田里奈、森田ひかる、谷口愛季、中嶋優月、的野美青が、3月23日に東京・東京ビッグサイトで開催された「AnimeJapan 2025」のアンバサダーステージに登場。「アンバサダー櫻坂46×『アオのハコ』スペシャルステージ」では、声優の千葉翔也、上田麗奈とトークを行ったほか、メンバーが劇中の名シーンを再現するアテレコに挑戦した。
■「アオのハコ」宣伝大使・森田が進行を担当
同ステージは、櫻坂46のメンバーが気になる作品を紹介する、アンバサダー×作品のコラボ企画。今回は3月27日に最終回を迎えた「アオのハコ」(TBS系/Netflixほかで配信中)とのコラボで、主人公のバドミントン部員・猪股大喜役の千葉と、大喜が思いを寄せる女子バスケットボール部の先輩・鹿野千夏役の上田がスペシャルゲストとして登壇した。
トークセッションでは「アオのハコ」宣伝大使であり、同作をはじめアニメ全般への造詣が深い森田が進行を担当。中高一貫のスポーツ強豪校・栄明高校を舞台に、等身大のキャラクターたちがそれぞれの思いを胸に部活に打ち込むひたむきな姿と、“誰かを好きになった時”の心の機微を繊細に描く青春部活ラブストーリーということで、学生生活にまつわるエピソードを語っていく。
学生時代の部活動事情を聞かれ、千葉は「軽音部に所属していて、ギターボーカルのようなことをやっていました。この中にも“櫻坂軽音部”さんがいますよね?」と櫻坂46メンバーを見渡すと、遠藤理子(Drs.)と共に櫻坂軽音部の一員である谷口が「私もギターボーカルをやっていますね」と挙手。千葉の場合は元々ボーカルを担当していてギターもやることになり、谷口の場合はギターを担当していて、ボーカルもやることになりつつある…という流れだそうで、意外な共通点が発覚する。
■上田、声優の道を志したきっかけ「あの子との出会いが…」
一方、上田は「小学校6年生のときに演劇クラブに入り、演劇って楽しいんだなと思って中学・高校とずっと演劇部でした。大道具とか照明、音響などいろいろやらせてもらっていました」と、学生時代から“演じる”ことに携わっていたことを打ち明けた。
ちなみに櫻坂46のメンバーでは松田と谷口、中嶋が部活経験者であり、中嶋は中学時代に吹奏楽部で「ホルンという一番かわいい楽器をやっていました(笑)」と、松田は「中学校のときは3年間ソフトボール部でしたが、ヘタだったので基本ベンチにいました。高校はユルめのダンス部でコピーとかしていました」と、そして谷口は「高校でギター部に。そのときはアコースティックギターだったんですけど、今はエレキギターをやっています」とそれぞれ語った。ほか、森田と的野は部活とはあまり縁がなかったようだ。
また、当時の部活が今の仕事に生かされているかという話題になると、上田は「中学校の演劇部時代に声優になりたいという同輩の女の子がいて、私はその女の子に憧れていたので、『この子のなりたい職業はきっと素晴らしい職業に違いない』と。それがきっかけで声優の仕事を意識し始め、今に至ります」とし、「あの子との出会いがなかったら、もしかしたらここにいなかったかもしれません」と言って、櫻坂46メンバーを驚かせていた。
■櫻坂46メンバーが名シーン映像を見ながらアテレコに挑戦
そんな中、「千夏先輩の名言チャレンジ」と題して櫻坂46のメンバーが千夏の名シーンを再現することに。松田と中嶋、谷口と的野に分かれて違うシーンをアテレコし、それぞれどちらのメンバーが良かったかを千葉がジャッジ。しかも“お手本”として上田が「この日限りの特別仕様」で千夏の声をアテレコするというぜいたくな展開に、「うれしい!」「本当に夢のような企画でありがとうございます」「楽しみ!」と一同大喜び。
松田と中嶋は、大喜の言葉がきっかけとなり、千夏が家族と離れて日本に残ることを決意したと伝える第1話の大切なシーンより、「君のおかげだよ、ありがとう!猪股大喜くん」というセリフに挑戦することに。
上田の完璧なお手本の後に披露するということで、松田は「この後…?(笑)皆さんの耳が肥えてしまっているから…でも、本気で思いを込めて頑張る!めっちゃ緊張しているけど」と不安そうな素振りを見せつつも、そこはいつも可憐にたくましく櫻のように咲き誇るグループの大黒柱であるキャプテン。
髪形を千夏に寄せた効果もあったのか、持ち前の美声を千夏のセリフに乗せて見事なアテレコを披露し、観客から大きな拍手が起こる。本家の上田が「かわいい!うまい!」と絶賛すると、千葉も思わず上田と顔を見合わせ「うまっ…!ザワつく、こっちプロなのに(笑)」と驚嘆。プロからの賛辞に、松田は「ありがとうございます。めちゃくちゃうれしい!どうしよう」と照れ笑いしていた。
■千葉「声から先輩味がうまく出ていました」
その後、中嶋もプレッシャーに負けず爽やかな演技を見せたことにより、甲乙つけがたく千葉は悩んでいたが、「松田さんです!」と判定。その理由を「千夏先輩は“先輩”なので、(松田のほうが)声から先輩味がうまく出ていました。でも、中嶋さんもめちゃめちゃかわいらしい後輩感が出ていて、2人共すてきでした」と優しく説明し、2人を喜ばせた。
続く谷口と的野もそれぞれの個性を存分に生かし、別の名シーンを再現。さらに上田からの「るんちゃん(森田)先輩のも聞きたい」という“エルボーパス”を受ける形で森田もこのチャレンジに参戦し、宣伝大使の貫禄というべきか、千葉いわく「シーンへの解像度が高い」感情を乗せた演技を披露して、一同から喝采が送られていた。
◆取材・文・撮影=松崎太陽(STABLENT)
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