「グレイテスト・ショーマン」のマイケル・グレイシー監督最新作「BETTER MAN ベター・マン」の特別映像「STORY編」が公開された。グレイシー監督と本作の主人公であるロビー・ウィリアムスが、本作の魅力について熱く語っている。
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【動画】「BETTER MAN ベター・マン」特別映像<STORY編>イギリス音楽界において史上最高の売り上げ記録をいまだ維持する“スーパー”ポップスターのウィリアムスは、1990年にボーイズグループ「テイク・ザット」のメンバーとしてデビュー。その後、ソロアーティストとして世界的な成功を収めた。映画ではウィリアムスをサルの姿で表現し、彼の成功と挫折、再生を通して、支えてくれる家族、仲間、恋人の存在の大切さを描く。本作は、第97回アカデミー賞では視覚効果賞にノミネートされた。
革新的な技術と独創的なビジョンで圧巻の映像世界を創り上げたグレイシー監督は、ウィリアムスの波乱万丈な人生に触れ、「ロビーは瞬く間に有名になった。21歳にしてキャリア終了と言われたが、そこからの巻き返しには興奮する」と熱弁。さらに、本作の魅力について、「感情のジェットコースターだ。上がっては落ちる。壮大な迫力で、不可能な夢を実現させた独創的な物語だ」と自信をのぞかせる。
一方、ウィリアムスは「普通は映画によって自身の評価が傷つくことを恐れる。私は違う」と率直に語り、自身の人生を振り返りながら「人生ずっと綱渡りだった。命綱すらない。いつ落ちてもおかしくない。実際何度だって落ちた。私がこれまで成し遂げてきたことは、輪ゴムを火星まで飛ばすくらいに不可能なことだ」と、その波乱万丈な人生を赤裸々に明かす。
そして、「僕は単純に僕の物語をみんなが楽しんでくれたらいいと願っているだけです。ミュージカルがパワフルなのは、その変幻自在な性質と、音楽の持つ優美さのおかげです。音楽は言葉以上に魂のレベルで語りかけてくる」と音楽が持ちうる“魔力”について言及した。
脚本を手掛けたシモン・グリーソンは、「ロビー・ウィリアムスの音楽は素晴らしいが、彼には欠点があり、愚かなところもある。彼の欠点は言い換えれば彼の最高の部分でした」と話し、「我々は都合良く脚色した話を作りたくなかった。私たちは偽りのない、心に響く物語を求めていました。彼の原動力は何であり、どこから来るのか?彼を突き動かしているものを掘り下げて見せることは、私たちにとって非常に重要なことでした。この映画には濃厚なストーリーが描かれているのです」と作品に込めた思いを語っている。
「BETTER MAN ベター・マン」は、本日3月28日より全国公開中。
【作品情報】
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