佐々木希“紗智子”の渋谷凪咲“麗奈”への復讐の果て、ラストの描写に視聴者驚がく<地獄の果てまで連れていく 最終回>

紗智子(佐々木希)と麗奈(渋谷凪咲)の娘・こころ(希歩)/(C)「地獄の果てまで連れていく」製作委員会

佐々木希“紗智子”の渋谷凪咲“麗奈”への復讐の果て、ラストの描写に視聴者驚がく<地獄の果てまで連れていく 最終回>

3月26日(水) 2:48

紗智子(佐々木希)と麗奈(渋谷凪咲)の娘・こころ(希歩)
【写真】麗奈(渋谷凪咲)にハサミを向ける紗智子(佐々木希)

佐々木希が主演を務める「地獄の果てまで連れていく」(毎週火曜夜11:56-0:26、TBS系※一部地域を除く/TVerにて配信)の第11話が3月25日に放送された。紗智子(佐々木)の復讐を描き、ついに迎えた最終回。ラストは“モンスター”の魂を感じる不穏さに彩られた。(以下、ネタバレを含みます)

■主人公が挫折と葛藤を繰り返す、命がけの復讐ドラマ

本作は、主人公の橘紗智子(佐々木)が整形して、家族を殺した悪魔のように非情なモンスター・花井麗奈(渋谷凪咲)に近づき、破滅へと追い込む命がけの復讐を描く。

麗奈の夫・花井誠を井上祐貴、インフルエンサーでもある麗奈のマネージャー・飯田ゆうきを吉澤閑也(Travis Japan)、麗奈の父で犯罪社会学者の黒川稔を板尾創路が演じる。


■紗智子が麗奈と対峙する

紗智子が本名の幸和子だった高校時代に麗奈に刺された音楽室で、麗奈と対峙する紗智子と誠。そこで、なぜ紗智子の父が殺されたのかが明かされた。

新聞記者だった紗智子の父は、同僚と一緒に誠の母が殺された事件を調べていたのだという。麗奈が初めて殺人を犯したものだ。誠は「ある日、それに気付いた麗奈は、何があっても事件の真相を僕にバレたくなくて、だから同僚の方、そして幸和子先輩のお父さんまで…」と語った。

すると「それの何が悪いの?だって、ずっと誠のそばにいるためには、おじさん殺すしかなかったから」と悪びれない麗奈。そして「先輩、私のこと殺せないなら、さっさと消えてくれない?」と言う。

麗奈はハサミを持って紗智子に襲いかかるが、その暴走を止めるため、誠が刺された。泣き崩れる麗奈を見て誠は「俺のために泣けるんだ。他の人のためにも泣けるようになる」と言い、愛娘のことを託しつつ、「麗奈、愛してる」という言葉を残して息を引き取った。


■不穏過ぎるラストに視聴者震える

泣き続ける麗奈にハサミをつきつける紗智子。「誠さんがいなくなった今、麗奈ちゃんは確実に生き地獄を味わっていくだろうし、私はそれで復讐に成功。……成功したはずなのに、なんかまだ腑に落ちない、すっきりしない!」と叫びながら、続いて出たのは「生きて」という驚きの言葉だった。

紗智子は麗奈を抱きしめ、「私が麗奈ちゃんのことを完全に許せる日がくるまで、しっかり罪を償いながら生きて!」と言った。

麗奈が服役し、その間、麗奈と誠の子どもであるこころ(希歩)の世話をする紗智子。ラストは、紗智子が4歳になったこころを連れて誠のお墓参りへ。すると、そこで蜘蛛を踏み潰そうとしたこころを紗智子が注意する。「なんで踏んじゃうの?」の問いに「だって、だっておもしろいじゃん!」と答えるこころ。

紗智子に帰ったら一緒に考えようと言われて、歩き始めて笑顔になったこころが映し出されたところで終幕した。

振り返れば、麗奈がモンスターになる兆しも虫の殺傷だった。かわいらしい笑顔で虫が死ぬことをいとわない様子にゾクッとさせられたが、寄り添ってくれる紗智子の存在に期待したい。

SNSには「モンスターからモンスター生まれた」「モンスターの遺伝子が…」「(第11話の)タイトル通りのハッピーバッドエンド」「鳥肌とまらない」といった声が並び、最後まで震える展開となった。

◆文=ザテレビジョンドラマ部



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