胎内記憶や人のオーラが見えたりと、不思議な力を持つゆる子さんの長女。小学3年生のとき、ユウタくんという男の子と両思いに！ある日、ゆる子さんの自宅へ遊びにきたユウタくんが「ユーレイが見える」と告白され……！？

「実はさ…ポルターガイストがうるさくて困ってんだ」と告白したユウタくん。体調が悪いときは特にうるさいと話し、誰もいないのにドアがガタガタしたり……と言うのです。その中でも一番イライラするのが「モノを移動される」ことだと呟きます。驚くゆる子さんは「それってどういう？？」と尋ねると、ユウタくんは「大事なモノが消える」と言い、お金やカードなど消えてしまうのだと説明するのでした。

続けて「後日、変な場所から見つかる」と自分では移動させていないはずのところから大事なモノが見つかると困り果てるユウタくん。話を聞いたゆる子さんは、娘のときはポルターガイストのような現象はなかったとぼんやり思うのでした。
彼に霊感があると知ったスピリチュアルな娘は……






































霊感があると面倒なことが多いとため息をつくユウタくん。その発言「ユウタって霊感あるの？」と驚く娘。スピリチュアルな娘に霊の話をしないようにしていたゆる子さんは、この状況に焦りパニックに！ しかし、娘はあっけらかんと「どんなカンジに見えるの〜！？」と大興奮！ 実は自分に霊感があったことを覚えていなかったのでした。

すると、突然部屋の電気が「バチッ」と消え真っ暗に。慌てるゆる子さんと娘が「ユウタ……？電気が……」と助けを求めます。するとユウタくんは冷静に「あぁ」とだけ言葉を残します。その直後、「パチッ」と電気がつきユウタくんが「よくなるんだよ」「もう慣れてる」とため息まじりに言います。恐怖に怯えるゆる子さんが「ポルターガイストなの？」と尋ねると、ユウタくんは「考えたことなかったけど、確かにこれもポルターガイストかも」と呟くのでした。

◇◇◇

ゆる子さんと娘もポルターガイストを経験してしまったゆる子さんと娘さん。誰も何もしていないのに部屋の電気が消えるなんて恐怖でしかないですよね。それを「もう慣れた」というユウタくんにも驚きです。ユウタくんの家が原因なのか、ユウタくんが引き寄せてしまうのか気になりますね。

次の話を読む → 著者：マンガ家・イラストレーター ゆる子

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