高橋光臣、俳優デビュー20周年「40代から芝居のアプローチはガラッと変わりました」スイーツと向き合う時間も俳優業に好影響

高橋光臣/※ザテレビジョン撮影

高橋光臣、俳優デビュー20周年「40代から芝居のアプローチはガラッと変わりました」スイーツと向き合う時間も俳優業に好影響

3月16日(日) 6:51

高橋光臣
【写真】ファンだけに見せる甘~い笑顔…!お渡し会風ショット

俳優の高橋光臣が、3月16日に都内で開催された初の書籍「俺とスイーツ ~家族のためのお菓子作り~」発売記念イベントに登場。イベント前に取材に応じ、スイーツ作りを始めてからの周囲の反響や、俳優デビュー20周年イヤーということで、芝居との向き合い方の変化などについて語った。

■スイーツ作りのおかげで現場でのコミュニケーションも円滑に

同書は「初心者でも挑戦できる」37種類のレシピを厳選して掲載したスイーツ本で、家族や友人に作りたくなるスイーツが詰まった1冊となっている。調理が簡単な物から順番に進んでいくため、読み進めていくと徐々にレベルアップすることができ、基礎中の基礎もフォローすることで、本当にお菓子作りの経験がない人でも一から始められるような構成となっている。

2023年7月からInstagramにてスイーツ作りの投稿を始め、このほど書籍化を迎えたが、スイーツ作りに関する反響は大きいそうで「現場でこの方はどういうものが好きなんだろうなとか、今話し掛けたら悪いかなって遠慮していて、今までコミュニケーションをとるのが難しかったんですけど、Instagramを見てくださっている方が、逆に話し掛けてきてくださるんです。『見てます』って。そういう意味では俳優の撮影現場でのコミュニケーションがもう100倍ぐらい円滑になりましたね」と力を込めた。

その上で「最近ようやくスイーツ作りのレベルも少しずつ上がってきて、一緒に仕事をする人にお渡しできるぐらいのレベルに来ているかなと…」と控えめに話し、今後いろいろな人に振る舞いたいという思いも伝えた。

高橋光臣

■芝居との向き合い方に変化「40代に入ってから大きく変わった部分です」

そんな高橋は、2005年8月に放送された「ウォーターボーイズ 2005夏」(フジテレビ系)で俳優デビューし、2025年でちょうど20周年を迎える。デビュー当時と比べて、芝居との向き合い方に変化があったかを聞くと「今まではとにかく台本を読めば読むほど演技が良くなるみたいなイメージがあったんですけど、ちょっと違うんじゃないかなと。もっと外に目を向けていろんなものを吸収した上で、台本と向き合ったほうがいいんじゃないかなっていうのが、40代に入ってから大きく変わった部分です」と打ち明ける。

その一つが「スイーツ作り」であるとし、「スイーツと向き合っていると、台本を読む時間が少なくなってくるんじゃないかなと思ったんですけど、逆で。こっち(スイーツ作り)でいろんな刺激があると、芝居に戻ったときに台本の見え方が変わってきて。力の抜け方も違って、常に台本と向き合っているとどんどん肩に力が入ってくるんですけど、スイーツでちょっとリラックスした状態で現場に入ると全く違った見え方になりますね」と、スイーツ作りが俳優業にもいい影響を与えているという。

さらに「スイーツのおかげでスタッフさんとのコミュニケーションがたくさん増えたので、現場でもリラックスした状態で芝居に入っていけるということで、そういう意味でも40代から芝居のアプローチはガラッと変わりました。それは本当にスイーツのおかげですよね」と続け、「そういうところまで影響してくるとは思っていなかったので、今すごく不思議な感覚でいます」と、しみじみ語った。

その流れで、放送中のドラマ「家政婦クロミは腐った家族を許さない」(毎週金曜夜0:12-0:42ほか、テレ東系/Lemino・TVerほかにて配信)の話題になると、3月14日に放送された第10話で高橋演じる蒼太が刺された直後ということで「『家政婦クロミ―』は今もう大変なシーンを迎えておりまして」と苦笑い。

シリアスなシーンが多いこともあり、「血だったり、人が亡くなってしまったり、重めなシーンが多いので、スイーツとは相反するところもあるんですけど、そういう作品は現場だけに集中していると本当に精神が疲弊して本当に疲れるんです。芝居に入るときに疲れ切った状態で臨まないといけないので」としつつ、「今回はスイーツを現場に持って行ったりする中で芝居をしているので、今までとは違った芝居が見えていると思います。共演者の方からの反応も変わってきているなと実感しています」と、あらためてスイーツ作りが芝居に好影響を与えていることを強調した。

最後にファンに向けて「『家政婦クロミは腐った家族を許さない』も最終回に向けてますます盛り上がりますので、ぜひスイーツを携えて見てください。シリアスな展開の“塩味”とスイーツの“甘味”をバランスよく味わっていただけたらうれしいです!」と、甘い笑顔で呼び掛けた。

◆取材・文・撮影=月島勝利(STABLENT)




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