【写真】宇井(田中圭)、瀬奈(川口春奈)にバックハグ告白をするワンシーン
川口春奈が主演を務め、SixTONES・松村北斗が出演するドラマ「アンサンブル」(毎週土曜夜10:00-10:54、日本テレビ系/TVer・Huluにて配信)の第9話が3月15日に放送。すれ違い続ける瀬奈(川口)と真戸原(松村)の姿に、視聴者から「切なすぎて泣いた」といった感想が相次ぎ、反響を呼んでいる。(以下、ネタバレを含みます)
■正反対の二人が織り成す“リーガルラブストーリー”
小山瀬奈(川口)は、恋愛トラブルの案件を多く扱う女性弁護士。自身のある過去のトラウマと、男女トラブルばかりを目にする日々から、「恋愛はコスパ・タイパが悪い」と思っている“現実主義”者。そんな瀬奈の前に突然現れたのは、愛や真心を信じる“理想主義”者の新人弁護士・真戸原優(松村)。
そんな正反対の二人がバディとなり、恋愛トラブル裁判に挑むことに。「リアルな恋愛に、夢みたいな理想を持ち込まないで」。二人は法廷中を巻き込みながら、とことん意見を戦わせていく。すると、なぜか恋愛トラブルは最高の形で解決することに。そして、裁判を通して互いを理解した二人は、次第に近づいていく。しかし、瀬奈の抱えるトラウマや元恋人、それぞれの家族が、二人の恋の邪魔をする、明るくてちょっと切ないリーガルラブストーリー。
■瀬奈の前から姿を消した真戸原
たかなし法律事務所に退職届を提出し、瀬奈の前から姿を消した真戸原。理由も告げずに去った真戸原にショックを受けた瀬奈は、8年前と同じように部屋に閉じこもってしまう。そんな瀬奈を心配し、祥子(瀬戸朝香)から話を聞いた宇井(田中圭)が駆けつける。宇井は、瀬奈が部屋から出てくるまでじっと待ち続けるのだった。
翌日、周囲に心配をかけまいと仕事へ行こうとする瀬奈だったが、瀬奈を気遣った翠(板谷由夏)から在宅勤務を勧める連絡が入る。そんな中、瀬奈も真戸原も不在のたかなし法律事務所に、突然ケイ(浅田美代子)が姿を現す。翠は事務所から出ていくように伝えるが「何するか分からないよ?」と翠を脅すケイ。
翌日、何とか気持ちを切り替えた瀬奈は、事務所へと出勤する。こずえ(長濱ねる)や早川(じろう)は、真戸原にはやむを得ない事情があったのではないかと話し合い、瀬奈に直接向き合うことを提案する。しかし、再び拒絶されることへの恐怖から、瀬奈は真戸原と向き合うことを避けてしまうのだった。
一方、真戸原は先に家を出て行った有紀(八木亜希子)を追い、有紀の実家を訪れていた。真戸原は、有紀の苦しみに気付けなかったことを謝罪し、仕事を辞めたことを打ち明ける。有紀は、瀬奈と話せているのかと心配するが、真戸原は「うまくいかなかった」と淡々と答える。
そんな中、祥子が体調不良で倒れてしまう。瀬奈と宇井が看病していると、突然安田(戸塚純貴)が瀬奈の家を訪ねてきた。真戸原が去った本当の理由を瀬奈に伝えるためだった。
安田によると、真戸原が瀬奈の前から姿を消したのは、ケイの存在が原因だった。このままでは瀬奈を困らせるだけで、幸せにすることはできないと考えたため、瀬奈のことを好きだから離れたのだという。そして「真戸原には瀬奈しかいない」と言い、有紀の実家にいる真戸原に会いに行くよう瀬奈に頼み込む。
■真戸原を追いかける瀬奈
数日後、謝罪のため有紀の実家に翠が現れる。翠は、20年以上前に和夫(光石研)が真戸原を引き取ることを決めた際、和夫と別れていた。当時は見ず知らずの子を育てる自信がなく、仕事の道を選んだという。しかし、別れた後も、自分が選ばなかった未来に幸せがあったのかもしれないと思い、真戸原の家族をうらやましく感じていたと打ち明ける。
そして、結果的に有紀を傷つけることになり、申し訳なかったと謝罪。有紀は「家を出たのは自分と和夫の問題であり、翠は悪くない」とフォローするが、まだ自宅に戻る気にはなれずにいた。
そのころ、瀬奈は宇井、咲良(稲垣来泉)、祥子と食事をしていた。瀬奈を励ますため、3人はマフラーをプレゼントし、「気球を見に行かないか」と誘う。瀬奈は悩みつつも、4人で行くことを約束する。
一方、有紀は友人の店を手伝うため、仙台に行くことを決める。その際、真戸原には「自宅に戻るように」と伝えるが、真戸原は「一緒に行く」と譲らない。そして「瀬奈のことを早く忘れたい」と言い、ずっと大切に持っていた手帳を捨ててしまう。
有紀から仙台行きの話を聞いた凛(香音)は、和夫に「有紀がどれほど和夫の作るだし巻き卵を好きだったか」を語り、仲直りを促す。そして、有紀の居場所を伝え「迎えに行ってあげたら?」と問いかけるが、和夫は仕事を理由に「迎えに行く暇などない」と素直になれないでいた。
気球を見に行く約束の日。瀬奈は翠に呼び出され、たかなし法律事務所へ向かう。翠は「有紀から瀬奈宛に送られてきたものがある」と言い、真戸原が捨てたはずの手帳を手渡す。手帳を開くと、「小山さんにしてあげたいこと」と書かれた紙があった。それは、瀬奈が作った宇井との「やりたいことリスト」をまねて作られたもので、リストの最後には「ずっと、ずっと、一緒にいる」と記されていた。それを見た瀬奈は、真戸原との思い出の数々がよみがえり、涙が溢れる。
そこへ、瀬奈を迎えに来た宇井。瀬奈が真戸原のもとへ行こうとしていると察すると、「瀬奈が好きだ」と告白する。しかし瀬奈は、「私は真戸原くんを幸せにしてあげたい」と告げ、宇井の告白を断ると駅へ向かって駆け出す。
急いで有紀の実家へ向かった瀬奈だったが、すでに真戸原と有紀は出発した後だった。慌てて駅へと引き返すが、無情にも真戸原を乗せた電車の扉は閉まってしまい第9話の幕が閉じた。
すれ違い続ける瀬奈と真戸原の姿に視聴者からは「泣いた」「みんなが幸せになります様に」「切なすぎて泣いた」「せなまと結ばれてくれ!」といったコメントが相次いでいる。
【関連記事】
・
【写真】瀬奈(川口春奈)、元カレ・宇井(田中圭)に告白&バックハグされる胸キュンシーン
・
【写真】真戸原(松村北斗)の「やりたいことリスト」をみて涙がこぼれる瀬奈(川口春奈)
・
【動画】「アンサンブル」最終回予告映像
・
【動画】「アンサンブル」制作発表会見映像
・
【漫画】キュンキュンしすぎた…金持ちの“男の娘”とボディーガードによる恋模様に「最高の作品」と反響