【写真】「原神」煙緋のコスプレを披露したgiRiさん
漫画やアニメ、ゲームといったコンテンツと並び、今や日本が誇る文化として、海外でも広く親しまれているコスプレ。2月9日には、世界最大規模のガレージキットの祭典として知られるイベント「ワンダーフェスティバル2025[冬]」(ワンフェス)が千葉・幕張メッセにて開催され、大勢のサブカルファンが来場。ホール内はもちろん、屋外に設けられたコスプレエリアも終日、大盛り上がりとなっていた。
WEBザテレビジョンでは、そんな「ワンフェス」を彩ったコスプレイヤーたちにインタビューを実施。それぞれの「コスプレに対するこだわり」などを話してもらった。
■「ワンフェス2025[冬]」を彩ったコスプレイヤーたちのこだわりとは?
■「餓狼伝説」シリーズ:不知火舞/僕のプリンさん
こちらの衣装は、一から全て自作で用意したものになります。「ストリートファイター6」での不知火舞ちゃんの実装に合わせて、頑張って作りました。シルエットの再現だけでなく、専用塗料を使ってエナメル生地に桜の柄を転写したところもこだわったポイントなので、注目してもらえるとうれしいです。
それともう1点、今回はウイッグではなく、部分エクステでポニーテールを再現してみました。なるべく高い位置できっちりと結びたかったので、ハリウッドセレブの“ポニーテールの作り方”を紹介する動画などを見ながら練習しました。個人的には「大成功の出来栄えかな」と思っていて、仕上がりには満足しています。かわいい舞ちゃんが表現できていたら幸いです。
■「原神」煙緋/giRiさん
法典はもちろん天秤も自作で、どちらも100円ショップで買える物を使って制作しました。キャラと小道具の大きさのバランスや複雑な模様には苦戦しましたが、とにかく愛で乗り越えました。
それとメークは、煙緋の目の形を忠実に再現することを意識しつつ、かわいくて強い印象になるように仕上げたつもりです。眉毛は全剃りして、アイシャドウで眉の形を描いた上にアイライナーで一本一本毛を描いていって。こちらは私なりの、コスプレをする上での絶対的なこだわりです。
■「ワンフェス2025[夏]」は7月27日(日)に開催!
「ワンフェス」は、プロ・アマチュアを問わず、誰でもフィギュアや模型といった造形物を出展・販売できる催しとして、多くのサブカルファンから親しまれている大型イベント。毎年2月と7月に開催され、その都度、異なるテーマを打ち出しているが、40周年を迎えたこの度の「ワンフェス2025[冬]」では「タツノコワンフェス」という企画を実施。
こちらは、アニメ制作会社タツノコプロの代表作「タイムボカンシリーズ」の放送開始50周年を記念した催しで、7・8ホール内で特別展示ブースを展開。タツノコプロ作品を題材に制作された100点以上の造形物・フィギュアの展示に加え、アパレル、雑貨、ゲームなど、バラエティーに富んだアイテムの販売も行われ、好評を博していた。
こうして大盛況のうちに終了した「ワンフェス2025[冬]」に続き、次回の「ワンダーフェスティバル2025[夏]」は7月27日(日)に開催が決定。もちろんそれまでの期間にも、コスプレが楽しめる大型イベントは全国で多数開催予定で、いずれも盛り上がることが予想される。
はたしてこれらのイベントでは、どのような漫画、アニメ、ゲーム、特撮などのコスプレに人気が集中するのか?今のうちからトレンドを分析しておき、会場で答え合わせをするのも面白そうだ。
◆取材・文=ソムタム田井
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