3月10日(月) 19:00
スープラはトヨタ自動車株式会社が製造、販売しているスポーツカーです。現状、スープラには「SZ」「SZ-R」「RZ」の3つのモデルが用意されていますが、価格はそれぞれ異なります。
スープラのなかで最も価格が安いものは、エントリーグレードやベーシックモデルとされる「SZ」で、価格は税込みで499万5000円です。
一方、中間グレードやバランスモデルとされる「SZ-R」の価格は税込みで601万3000円、スープラのなかで最上位モデルとされている「RZ」の価格は税込みで731万3000円です。本体価格のみでの比較ですが、スープラはモデルによって230万円ほどの価格差があります。
ただし、これらはあくまで車両本体価格です。購入時にオプションを付ければ購入価格は上昇します。オプションの内容はさまざまですが、高いものでは数十万円する場合もあります。
スープラの車両本体価格が高いと感じるかどうかは人それぞれですが、アクアはどのモデルやグレードにおいても税込み200万円台です。スープラと比べると、2~3倍ほどの価格差があります。
自動車の購入にかかる費用は、本体価格だけではありません。自動車購入時の費用内訳として、基本的には車両本体費用と法定費用、諸費用が挙げられます。
法定費用の内訳は以下の通りです。
・自動車税環境性能割
・自動車重量税
・自賠責保険料
・リサイクル料
・消費税
自賠責保険は加入が必須で、加入しなければ車検に通らず、公道の走行もできません。なお、自動車税環境性能割や自動車税における税率は自動車によって異なります。
次に、諸費用の内訳は以下の通りです。
・車庫証明取得代行費用
・車検費用
・法定点検費用
・納車費用
・納車前準備費用
・希望ナンバー料
・下取り車の査定費用
自動車の購入を検討する際は、車両本体価格のみに注目しがちですが、それ以外にかかる費用にも目を向けることが大切です。車両本体価格のみに注目していると、実際にかかる費用とのギャップが生まれるでしょう。
自動車の購入を検討する際には、購入後の維持費にも着目しておきましょう。
自動車における維持費の一例を以下にまとめました。
・自動車税
・車検代
・任意保険料
・ガソリン代
・駐車場の使用料
・各種消耗品費
実際にかかる費用は、自動車の種類や使用状況により異なります。任意保険料は、契約プランや契約する保険会社などを見極めれば、自身の支払い能力に合わせて保険料を調整することも可能です。また、自宅の敷地内に駐車できるのであれば、駐車場代は不要です。なお、ガソリン代や各種消耗品にかかる費用は、走行距離などで変わります。
トヨタ自動車株式会社が展開しているスープラは、モデルによって車両本体価格が異なります。最も低い価格で約500万円、最上位モデルでは約730万円です。購入時にオプションを付ける場合、購入費用はさらに増大するでしょう。
なお、トヨタ自動車株式会社が展開しているアクアの場合は、車両本体価格がどのモデルやグレードを選んでも200万円台に収まります。スープラの車両本体価格を高いと感じるかどうかは人それぞれですが、アクアと比較した場合の価格にはかなりの差があります。車の乗り換えを検討する際は、予算や用途に合わせて慎重に選びましょう。
トヨタ自動車株式会社 トヨタのクルマ スープラ
トヨタ自動車株式会社 トヨタのクルマ アクア
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
【関連記事】
新車700万円のトヨタ「アル・ヴェル」が街中をバンバン走っている謎。みんなそんなに「高年収」なの? よく見かける理由について検証