伊集院光が“偏愛ミュージアム”の魅力を深堀り「何を見せたいのかという気持ちこそが、この番組の軸でありみどころ」

3月16日(日)よりスタートする「伊集院光の偏愛博物館(ミュージアム)」/(C)BS-TBS

伊集院光が“偏愛ミュージアム”の魅力を深堀り「何を見せたいのかという気持ちこそが、この番組の軸でありみどころ」

3月5日(水) 5:00

3月16日(日)よりスタートする「伊集院光の偏愛博物館(ミュージアム)」
【写真】初回の博物館は東京・中野の「時刻表ミュージアム」

全国の私設博物館にスポットを当てた教養バラエティー「伊集院光の偏愛博物館(ミュージアム)」が、3月16日(日)よりBS-TBSおよびBS-TBS 4Kにてスタートする。放送に先がけて、同番組に出演する伊集院光がコメントを寄せた。

■一つのものを愛しすぎた人が作った“偏愛ミュージアム”を紹介

現在、日本国内には5700を超える博物館があり、その中には、趣味への熱量が強すぎる人、研究をしすぎた人、ものを集めすぎた人など、一つのことを愛しすぎる人が作った私設博物館=“偏愛ミュージアム”も多数存在する。

同番組では、そんな“偏愛ミュージアム”を伊集院光が実際に訪問。さまざまな展示物や館長との会話を通して偏愛ミュージアムを楽しみながら、その魅力に独自の目線で迫っていく。

毎回登場する偏愛ミュージアムは、一つのものを愛しすぎた人々の生きる歴史が詰まったスポットばかり。彼らの偏愛に触れることで、これまで知らなかった世界の扉を一つ開けることができる(かもしれない)教養バラエティーとなっている。

■館長の思いやこだわりに伊集院が感動

第1回のテーマは東京・中野の「時刻表ミュージアム」。さまざまな交通手段の時刻情報を網羅し旅行の計画にも便利な時刻表に魅了された館長が、2022年に開館した。自宅の寝室を改造して作ったという館内には、国会図書館にも存在していないというレアなものから、館長の思い入れの強いものまで、44年にわたり集めた時刻表が891冊(2025年1月末時点)展示されている。

館長の熱い思い、コレクションのこだわりに触れ、感動を覚えた伊集院。さらにミュージアムの副館長である館長のお子さんに出会い、偏愛ミュージアムの新たな魅力を発見する。

なお、今後のラインナップには、奈良の「ならまち糞虫館」や「東洋民俗博物館」、東京の「翡翠原石館」や「絶滅メディア博物館」、兵庫の「シャレコーベ・ミュージアム」と、クセが強いミュージアムがズラリ。いずれもなかなか見る機会のないジャンルだけに、知的好奇心をくすぐられそうだ。

第1回は3月16日(日)朝11:00-11:30に、第2回は続けて同日朝11:30-昼0:00にBS-TBSで放送。以降、第3回と第4回は3月22日(土)に、第5回と第6回は3月29日(土)に放送される。


■伊集院光コメント

今回は、時刻表ミュージアムと翡翠原石館という、ジャンルが全く違うロケでしたが、「私には好きなものがある。人にも見せたい」という部分では共通点が多いな、と思いました。

時刻表ミュージアムは、館長のお子さんが副館長なのですが、お父さんと一緒に時刻表を見ながら旅をするのが大好きで、お父さんをすごく尊敬していると言っていたんです。これは世のお父さんはうらやましく感じると思いますし、僕や博物館に興味がない人でも感涙するんじゃないでしょうか。

番組は偏愛というテーマですが、子育て中の方は、子供が何かに偏って興味をもっていると心配になる時もあると思います。でも、そこから海外の鉄道に乗るために英語も勉強しなきゃとか、人に発表するためにプレゼン能力もつけなきゃみたいな、一本の軸からいろんなことができる人になる。

翡翠原石館の館長も最初は仕事だったものが、やりたいことをやろうと思っていたら行動力があがっていったと言っていました。

興味がある人にとってはそれ自体が番組の引きになると思うんですが、自分は何が好きなのか、何を集めたいのか、何を見せたいのかという気持ちこそが、この番組の軸でみどころになっていくような気がしました。

大きな意味で「俺には好きなことがある」「好きなことを見失っている」という人は多いと思うんです。そういう意識がちょっとでもある人は気軽にチャンネルを合わせていただきたいと思います。



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