青い屋根の二世帯住宅に住んでいる広子さん。玄関の近くにある鍵付きの内扉の向こうには義母が住んでいます。大量ストックされているのに義母から頻繁に頼まれる牛乳のおつかい、足が悪いはずの義母の玄関先にあったピンヒール、毎日義母宅に行って帰ってこない夫（和也さん）……。広子さんは夫と義母の言動に不信感を募らせていました。

夫の誕生日パーティーのため義母宅へ行くと、広子さんの分だけお寿司が用意されておらず、義母に「広子さんを誘ったつもりはなかった」と言われ、ショックを受ける広子さん。

義母はしおらしく謝まりましたが、夫は「悪意はない」と義母を擁護。この状況を見かねた娘のナホちゃんが「ナホの食べていいよ」と気をつかい、声をかけます。広子さんは「おなかが痛いから帰ろうかな」と嘘をついて、帰ることに。

今回のことも含め、義母や夫にうんざりした広子さんは、玄関にあったピンヒールを蹴飛ばし「私、もう無理。離婚してやる！」と義母宅を出ました。

その後、夫に離婚届を渡すと夫は……！？
離婚を申し出た妻。すると夫は……













































夫に離婚を申し出た広子さん。夫は「離婚してもいいけど、ナホだけは置いていけ」と言います。ピアノの習い事を頑張っているナホちゃんにとっては、この家にいるのがいいと話し、離婚を考え直せと広子さんを説得します。

後日、広子さんはナホちゃんのピアノの先生・猫山先生に会っていました。そこで離婚を考えていることを告白。思い悩む広子さんに、猫山先生は「相談に乗りましょうか？」と声をかけるのでした。

離婚したいと切り出した広子さんに、ナホちゃんは置いていけと話した夫。広子さんは、これまでの義母や夫の不可解な行動も振り返り、「義母と夫は私だけを追い出したいんだ」と感じたようです。
自分を大切にしてくれない人と一緒にいても、心がすり減ってしまうだけ……。信頼できる人に相談しながら、ベストな方向に進んでいけるといいですね。
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