【写真】王貞治、齢84とは思えぬ体幹で披露する一本足打法が美しい…
2月18日(火)に放送される「プロ野球 レジェン堂」(毎週火曜夜10:00-10:55、BSフジ)。今回のゲストは一本足打法によって通算868本塁打の世界記録を達成した、誰もが知るプロ野球界のレジェンド・王貞治。MCの徳光和夫とともに、一本足打法が生まれた当時の秘話から監督時代の苦悩、長嶋茂雄との知られざるエピソードなど濃密なトークが繰り広げられた。
■王貞治から見える現在のプロ野球界の景色
同番組は日本プロ野球界のレジェンドたちに、アナウンサー界のレジェンドである徳光が切り込んでいくトークバラエティー。記憶に残る名場面の裏側や名選手同士のライバル関係、ファンをトリコにした昭和の一大コンテンツ・プロ野球の魅力を改めて深掘りする。
今回ゲストに訪れた王は徳光と同学年であり、徳光は王の活躍をプロ入り前の早稲田実業学校の頃から目にしていたという。2人は70年以上にわたる親交があり、その付き合いの濃さは868号本塁打を打ったときの伝説的バットが徳光に贈られるほどだ。そんな2人だからこそ、他では聞けない貴重なトークが続々と披露された。
注目すべきトピックの1つは、「昭和を代表するプロ野球のスーパースターから見た昨今のプロ野球界」。昭和から平成にかけての野球界といえば、MLBとの間に隔絶したレベル差があると信じられていた。だからこそメジャーリーグに挑戦する日本人選手たちは、みな「どこまで通用するのか」という目線で見られていたのだ。
しかし王はイチロー、松井秀喜といった日本人選手の活躍もあって、「時代とともにだんだんと縮まってきている」と所感を漏らす。特にこれまでの常識を覆すような目覚ましい活躍を見せている大谷翔平について、「なぜあそこまでホームランを量産できるのか」という点を王が技術的に解説する。
■知られざる「一本足打法」の誕生秘話
王のトレードマークともいえる一本足打法。フラミンゴのような独特の打撃フォームによってホームランを量産したが、これが確立された裏には当時の打撃コーチであった荒川博の存在が大きかったという。
王は入団4年目のタイミングで不振に陥り、思うような結果が残せなくなった。ある日、王は球場から帰る車内で王は荒川に対して「もう打てそうもない」と弱音を吐いたという。しかしそんな王へ荒川が発したある一言が、一本足打法誕生のきっかけに。長打を量産するようになった独特の打法を生んだひと言とは。
さらに盛り上がったのは、日本刀を使用した独特の一本足打法の練習法。どのような経緯で日本刀を使っておこなうようになったのか、練習の狙いや目的についても王の口から詳しく解説される。
また王の現役時代を語るうえで、レジェンド・長嶋茂雄の存在を欠かすことができない。番組内でも長嶋との出会いから天覧試合のエピソード、長嶋が現役を引退した後の心境などが語られた。
王の現役時代のライバルと言われていた江夏豊をはじめとして、平松政次、松岡弘など名投手とのエピソードも見逃せない。「プロ野球 レジェン堂」の放送は2月18日(火)夜10時から。
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