【写真】“ギョーカイ深堀りコネクション”のコーナーに登場した「映像研には手を出すな!」などを手がける漫画家の大童澄瞳
ハライチの岩井勇気がメインMC、徳井青空がマンスリーアシスタントを務め、俳優でモデルのアンジェラ芽衣、7人組ダンス&ボーカルグループ・GENICのメンバーで、「シブアニ」が大好きだという雨宮翔をゲストに迎えた「SHIBUYA ANIME BASE」#シブアニ(毎週金曜夜9:00~10:00ABEMAアニメチャンネル)#36が、ABEMAアニメチャンネルにて2月7日に生放送され、アニメ関連業界で働く人の仕事や人柄を深堀りする“ギョーカイ深堀りコネクション”のコーナーから、女子高校生3人が最強の映像を作る青春ドラマ「映像研には手を出すな!」など人気作品を手がける漫画家の大童澄瞳のインタビュー後編が公開された。
■“ギョーカイ深堀りコネクション”
大童は自身の作品がアニメ化することについて、「おまかせするってことにこだわっている」ことを明かし、その理由について、「漫画のコマ運びをただ映像に変換するだけだと、テンポが悪くなるので、セリフの分量の調整が必要になるんですね」「多少、原作と違う部分が出ても、信頼してまかせたほうが最適化されているはずなので、ほぼ口出ししないでおこう、と」「唯一、自分のなかで明確にこれは口出しをしたっていうのが、うさぎの描き方ですね」「主人公・浅草が大事に持っている人形なんですが、あれはもともと僕が持っているうさぎのぬいぐるみをモチーフにしていて、シルエットとか、毛並みの感じとかはもこもこしている感じで描くとかたちがくずれてしまうので、線はフラットでいいですよ。目はクリクリにって感じで何回か注文は入れたんですけど」とお宝エピソードを語る。
さらに、エンディングのアニメを自分で描いてみたいとツイートしたところ、「湯浅政明監督から連絡が来て、描いてみますか?」ってと当時をふり返り、3日間、泊まりこみで作業したことも明かす。「キャラクターが横に走るっていう描写をしているんですけど、金森氏の走り方とかは胸の高さで手をふらずに下のほうでふる、みたいな、そういう走り方をしているんですけど、そういう演技のイメージっていうのは原作者だから出せたアイディアなのかなと思ったりしますね」と語った。
■プライベートに密着
本インタビューでは、大童の知られざるプライベートにも密着しており、現在は、趣味に時間を割くことも多いそうで、「たき火したり、肉を焼いたりしてますね。ゲストを招いてラジオ配信をしたり……」と自宅での様子も特別に公開される。
さらにVTuber・V童澄瞳としてのYouTubeで作画の様子を配信し、漫画家の普及活動をしていることも紹介される。
その大童に今後の野望は?と聞くと、「うなるほど、あきるほど、金が欲しい」と口を開き、「公園を作りたいんですよ。公園とか広大な土地が欲しい、自由気ままにお金を突っこめるのって楽しいんだろうなって思って」と夢を語った。
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