わかなさんの娘・ひまりちゃんは、今年から幼稚園に入園しました。幼稚園が楽しそうなひまりちゃんをほほえましく思っているわかなさんですが、同じ組のももかちゃんママ・みふゆさんとの出会いによって、おだやかな生活が一変します。

入園後、すぐに仲良くなったわかなさんとみふゆさんでしたが、みふゆさん親子が自宅に遊びに来るたびに、ひまりちゃんの持ち物がなくなっていることが発覚します。

盗まれたのだと確信し、徐々にみふゆさんから距離を置こうとするわかなさんですが、ひまりちゃんがお気に入りだと言っているヘアゴムを見て「それ、ちょうだい」と言い出し、それを断ったことで敵意を抱かれてしまいます。

仲の良いママ友・かおりさんから、みふゆさんがママ友内に嘘を吹聴したり、わかなさんをランチ会に誘わないようにして、孤立させようとしていることを聞きます。さらに、盗まれたひまりちゃんのブレスレットをみふゆさんがつけていたことも発覚！

かおりさんの提案で、みふゆさんを直接問い詰めようと心に決めたわかなさんですが……。
悲しそうな娘の表情に…



























みふゆさんがブレスレットを盗んでいたことを夫に話したわかなさん。
夫はみふゆさんの行動に驚き、みふゆさんの言葉を信じて無視してくるママ友たちにも腹を立てています。

ひまりちゃんは、名前を書いていたにも関わらずお気に入りのぬいぐるみがなくなったことを今でも気にしている様子。
涙ぐむひまりちゃんに、夫は「絶対に見つけてやるからな」と力強く言うのでした。

一方で、「一緒に寝てほしい」と言う娘を冷たくあしらう、みふゆさん。
寝室でひとりさみしく座り込むももかちゃんの手には、ひまりちゃんがなくしたぬいぐるみが握られているのでした……。

お気に入りのぬいぐるみがなくなったことを自分のせいだと思い込んでいるひまりちゃん。その悲しい表情に心が痛むと同時に、みふゆさんの行動に腹が立ってしまいます。
ももかちゃんへの言動も然り、みふゆさんは子どもたちの感情を少し蔑ろにしているように思えてしまいます。
いつでもやさしくというわけにはいかないかもしれませんが、みふゆさんにはもう少し子どもの気持ちに寄り添った行動を心がけてほしいものですね。
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著者：マンガ家・イラストレーター たに

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